令和4年10月 二級ボイラー技士の公式過去問の、本問は、「定期自主検査」を問う問題です。当該論点も、「法令」で出題頻度の高いものとなっています。基本的に憶えるだけなので、空き時間等を活用し、取れるようになってください。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「定期自主検査は、1か月をこえる期間使用しない場合を除き、1か月以内 ごとに1回、定期に、行わなければならない。」ですが、正しい記述です。
基本問題です。
定期自主検査は、「1ヶ月に1回、定期」です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「定期自主検査は、大きく分けて、「ボイラー本体」、「通風装置」、「自 動制御装置」及び「附属装置及び附属品」の4項目について行わなければな らない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「通風装置」のところです。
正しくは、「燃焼装置」です。
“こういう”出題もあるので、テキストで確認しておきましょう。
憶え方ですが、「船本体の点検、自動化」くらいに憶えます。詳細は…、
ふねの「ふ」・・・付属装置及び付属品の頭文字「ふ」
ふねの「ね」・・・燃焼装置の頭文字「ね」
本体・・・ボイラー本体に該当。
点検・・・定期自主検査に該当。
自動化・・・自動制御装置に該当。
…といった寸法です。
点検項目は、意外に出題されています。テキストは、精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「「自動制御装置」の電気配線については、端子の異常の有無について点検 しなければならない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「電気配線」の点検対象は、「端子の異常の有無」です。
定期自主検査の各装置の「点検事項」は、定番論点です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「)「附属装置及び附属品」の給水装置については、損傷の有無及び作動の状態について点検しなければならない。」ですが、正しい記述です。
「給水装置」の点検対象は、「損傷の有無及び作動の状態」です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「定期自主検査を行ったときは、その結果を記録し、これを3年間保存しな ければならない」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
数字は、常に狙われています。「3年間」のところは、ガチ暗記です。
「て・い・き」の3文字で「3年」くらいに憶えてしまいましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「定められていないものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
正解:2
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:熱及び蒸気・・・「ふつう」
2問:水管ボイラーと丸ボイラー・・・「ふつう」
3問:超臨界圧力ボイラー・・・「ふつう」
4問:温水ボイラーの逃がし管及び逃がし弁・・・「ふつう」
5問:自動制御用機器・・・「ふつう」
6問:送気系統装置・・・「ふつう」
7問:ステー・・・「ふつう」
8問:ブルドン管圧力計・・・「ふつう」
9問:ボイラーの容量及び効率・・・「ふつう」
10問:水位検出器・・・「ふつう」
11問:手動操作による点火・・・「ふつう」。
12問:水位検出器の点検及び整備・・・「ふつう」
13問:ばね安全弁の蒸気漏れの原因・・・「ふつう」
14問:弁又はコックとその開閉・・・「ふつう」
15問:溶存気体の除去・・・「ふつう」。
16問:ボイラー水の間欠吹出し・・・「ふつう」
17問:ボイラー水中の不純物・・・「ふつう」。
18問:ボイラーの水管理・・・「ふつう」
19問:油だきボイラーの燃焼の維持及び調節・・・「ふつう」
20問:ボイラーの運転終了・・・「ふつう」
21問:石炭燃焼と重油燃焼・・・「ふつう」
22問:重油の加熱・・・「ふつう」。
23問:石炭・・・「ふつう」
24問:気体燃料の燃焼・・・「ふつう」
25問:ガンタイプオイルバーナ・・・「やや難」
26問:重油に含まれる水分及びスラッジ・・・「ふつう」
27問:一次空気・二次空気・・・「ふつう」
28問:ボイラー用ガスバーナ・・・「ふつう」
29問:大気汚染物質・・・「ふつう」
30問:燃焼室が具備すべき要件・・・「ふつう」
31問:圧力計・・・「ふつう」
32問:蒸気ボイラーの水位・・・「ふつう」
33問:定期自主検査・・・「ふつう」
34問:ボイラーの伝熱面積・・・「ふつう」
35問:ボイラー技士・・・「ふつう」
36問:ボイラー取扱作業主任者・・・「ふつう」
37問:事業者変更・・・「ふつう」
38問:ボイラーの数字規制・・・「ふつう」
39問:検査及び検査証・・・「ふつう」
40問:返り管・・・「ふつう」
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“過去問演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。
手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
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サブ機として、試験後も活躍するはずです。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
ところで、二級ボイラー技士と相性のよい資格に、「危険物取扱者 乙種4類」があります。
二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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