第12問は、「水位検出器の点検及び整備」の問題です。水位検出器の突っ込んだ出題です。水位検出器がそう出ない上に、テキストに載ってない内容が問われていたりで、手ごわいと言えます。内容は、押えやすいので、復習だけはしておきましょう。
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本問のレベルは「やや難」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢Aの「電極式では、1日に1回以上、水の純度の低下による電気伝導率の上昇を防ぐため、検出筒内のブローを行う。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
間違っているのは、「電気伝導率の上昇を防ぐ」のところです。
正しくは、「電気伝導率の低下を防ぐ」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢の「1日に1回以上、ブロー」のところは、正しいです。テキストで確認しておきましょう。
選択肢Bの「電極式では、1日に1回以上、ボイラー水の水位を上下させ、水位検出 器の機能を確認する。」ですが、正しい記述です。
正しい記述です。「1日に1回以上」の数字部分は、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢Cの「フロート式では、1年に2回程度、フロート室を分解し、フロート室内 のスラッジやスケールを除去するとともに、フロートの破れ、シャフトの 曲がりなどがあれば補修する。」ですが、正しい記述です。
「フロート式」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、「電極式」でも同様に、1年に2回程度、分解点検をします。
併せて、押えておきましょう。
選択肢Dの「フロート式のマイクロスイッチ端子間の電気抵抗をテスターでチェック する場合、抵抗がスイッチが開のときは無限大で、閉のときは導通がある ことを確認する。」ですが、正しい記述です。
小難しい選択肢です。
テキストには載ってないかもですが、今後の出題(問題の使い回し)に備えて、解けるようにはなっておきましょう。
選択肢丸ごとを、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「正しいものの組み合わせはどれか?」です。
「A」は「誤」です。
「B」は「正」です。
「C」は「正」です。
「D」は「正」です。
正解:4
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:熱及び蒸気・・・「ふつう」
2問:水管ボイラーと丸ボイラー・・・「ふつう」
3問:超臨界圧力ボイラー・・・「ふつう」
4問:温水ボイラーの逃がし管及び逃がし弁・・・「ふつう」
5問:自動制御用機器・・・「ふつう」
6問:送気系統装置・・・「ふつう」
7問:ステー・・・「ふつう」
8問:ブルドン管圧力計・・・「ふつう」
9問:ボイラーの容量及び効率・・・「ふつう」
10問:水位検出器・・・「ふつう」
11問:手動操作による点火・・・「ふつう」。
12問:水位検出器の点検及び整備・・・「ふつう」
13問:ばね安全弁の蒸気漏れの原因・・・「ふつう」
14問:弁又はコックとその開閉・・・「ふつう」
15問:溶存気体の除去・・・「ふつう」。
16問:ボイラー水の間欠吹出し・・・「ふつう」
17問:ボイラー水中の不純物・・・「ふつう」。
18問:ボイラーの水管理・・・「ふつう」
19問:油だきボイラーの燃焼の維持及び調節・・・「ふつう」
20問:ボイラーの運転終了・・・「ふつう」
21問:石炭燃焼と重油燃焼・・・「ふつう」
22問:重油の加熱・・・「ふつう」。
23問:石炭・・・「ふつう」
24問:気体燃料の燃焼・・・「ふつう」
25問:ガンタイプオイルバーナ・・・「やや難」
26問:重油に含まれる水分及びスラッジ・・・「ふつう」
27問:一次空気・二次空気・・・「ふつう」
28問:ボイラー用ガスバーナ・・・「ふつう」
29問:大気汚染物質・・・「ふつう」
30問:燃焼室が具備すべき要件・・・「ふつう」
31問:圧力計・・・「ふつう」
32問:蒸気ボイラーの水位・・・「ふつう」
33問:定期自主検査・・・「ふつう」
34問:ボイラーの伝熱面積・・・「ふつう」
35問:ボイラー技士・・・「ふつう」
36問:ボイラー取扱作業主任者・・・「ふつう」
37問:事業者変更・・・「ふつう」
38問:ボイラーの数字規制・・・「ふつう」
39問:検査及び検査証・・・「ふつう」
40問:返り管・・・「ふつう」
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
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過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
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