部屋干しをすると臭ってくる、あの黴臭さや酸っぱさ、果てには、ぞうきん臭には、重曹を多めに入れた洗濯で防ぐ。通常比3~5割増し。
長雨が続くと、どうしても洗濯物を部屋の中に干すことになります。
しかし、部屋干しをすると、どうしても洗濯物から「すえた臭い」がしてしまいます。
湿気由来の黴臭さから始まり、汗原因だろう酸っぱさ臭、果てには、ぞうきん臭までする始末です。せっかく洗濯機を回して干す、という手間をかけたのに、これではいただけません。
そこで、どうしたらよいかという対策が『重曹』なのであります。
重曹による部屋干し臭い対策は、実にカンタンです。
いつもより多めに重曹を入れる、ただこれだけでございます。
いつもスプーンで2~3杯入れている人は、4~6杯くらいを入れたらいいでしょう。
これだけです。
なお、入れ過ぎには注意してください。
あまりに入れ過ぎると、重曹が水に完全に溶け切らないで洗濯機の底で滞留するだけのムダ利用になりますし、洗濯洗剤の洗浄力を落としかねません。
先もいったように、いつもより、少し多めに入れて洗濯してみて、様子を見て、いい塩梅に持っていくという寸法でございます。
重曹を多めに入れた洗濯だと、部屋干しの「すえた臭い」が、かなり和らぎます。
ま、よーくクンクンと鼻を効かすと、少しアレな臭いはしますが、たった数杯重曹を多めに入れる手間で、これだけの消臭効果を享受できれば、費用対効果は抜群でしょう。
部屋干しが多く、せっかくの洗濯物から不愉快な臭いがして困っている方は、やや大目の重曹洗濯をお試しください。
そこそこの効果があることを指摘しておきます。
なお、重曹で洗濯をすると、“重曹特有のにおい”が付くことを明記しておきます。
臭いわけじゃありません。化学臭がするわけでもありません。キツイ臭いでもありません。
もちろん、いい匂いでもありません。
別段わたしは、(あー重曹で洗濯して干すと、こういう臭いになるのね)な感じで実害もないので、ぜんぜん気になりません。
反対を言うと、洗濯しても残っている酸っぱい臭いや、半乾きの異臭の害に比べたら、比較を絶して、重曹固有のにおいの方を選ぶ、てな心境です。
重曹を多めに入れた洗濯で、仔犬のように可愛い子供たちから、「なんか変なにおいがするーヤダー」と言われたら、重曹は幾分減らすとよいでしょう。
仔犬のような知性の配偶者から言われたら無視したらいいでしょう。すぐ忘れます。
なお、部屋干しのコツですが、“せせこましく干さない”ことが挙げられます。
干す際に、余裕を持って、洗濯物同士の距離を空けると、臭いの発生強度が低くなります。
洗濯物干しのピッチなどは、昨今、100円ショップでいくらでも変えます。部屋干し用兼予備用として、1~2個のスペアがあっても、少しも困るものではありません。
2014年7月11日 10:20 AM
★みんなとシェアする