よく履くが洗うまでもない靴が臭ってきたら、靴の中にティースプーン1杯程度の重曹を直接入れる。
わざわざ洗うものではないが、しかし、よく履くために、だんだんと臭ってきた靴がございます。
たとえば、つっかけ的に履いているスリッパ靴、散歩用のウォーキングシューズ、取りあえず履ければいいと思って買った靴でございます。
こうした種類の靴やシューズには、そんなに思い入れもないので、わざわざ労力を払って「洗いたくはない」ものでございます。
しかし、履く頻度が高いためか何だか臭ってくる、それも強烈な臭いではない、わけでございます。
強烈な臭いならば、話は簡単なのであります。そう、それは寿命ということで、新しく買い換えればいいだけの話です。
そんなには臭わないが捨てるまでもない、だが臭う、しかし洗いたくはないという二律背反状態に陥った際に、わたしたちはどうすればいいのでしょうか。
そこで登場しますのが、重曹でございます。
今回の使用も重曹一般の利用に外れず、至極簡単でございます。
そう、靴やシューズの中に、ティースプーン1杯程度の重曹を、ばさっとふりかけ入れるだけでございます。
そして一晩置いて、次に履く際に、中に入っている重曹をはたいて落とす、といった寸法でございます。
重曹は、靴中の湿気をがっつりと取ります。そして、重曹の弱アルカリ性が、靴の中の匂いの元となる雑菌類を弱体化させます。
この重曹の2働きからでしょう、靴の臭いは、かなり和らぐかと思います。
ひどく臭う靴でも、2~3回、重曹を入れると、臭いはだいぶ和らぐように思います。だめなら、捨てましょう。
最も有用なのは、運動靴かと思います。
運動靴は、すぐにぼろぼろになるので、洗うまでもない靴でございます。
しかし、臭うものは臭うので、ばさばさっと重曹をぶっ掛けて、臭いだけでも取れば、次の買い替えまで長く履き続けることができるように思います。
なお、あまりに重曹を入れ過ぎると、靴の表面に白っぽい重曹の粒子が飛び出てきますので、ご注意をば。
まあ、日常用の靴なら、まったく気になるものではありませんし、気になるなら拭えばいいだけです。
ティースプーン1杯程度の重曹なら、革靴などの高級靴の臭い取りに使えるように思いますが、本皮や素材のシミとなる可能性もあるので、配偶者の靴で試してから、自分や家族の高級皮靴やナイキ等のブランド物に使いましょう。
2012年6月15日 12:08 PM
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