やわらかい鉛筆(2BやB)を使うと、力み加減が如実にわかるので、筆圧の改善や余計な力みが取れて、疲れにくくなる。
大人といいますか、いい年齢になると、使用する筆記具は主にボールペンか、洒落た人となると万年筆になるものでございます。
お勉強におきましては、上記筆記具に加えてシャーペンが、メインの筆記具となるものでございます。
確かに、それらも結構至極でございます。
しかし、「書き味」なるものはやっぱりあるものでして、紙と筆記具の接触感があることを、頭の片隅にでも置いていてくださればと存じます。
お勉強となりますと、やはり、ノートなりコメントなりメモ書きを多々行うものでございます。
そんな折に、すらすらっと書ける、力を入れずに書ける、力まなくていい筆記具の存在は、長期的な観点からすると、無視できないものがあるのでございます。
ときには、ボールペンやシャーペンの利用を少し控えて、鉛筆、特に、柔らか系の2BかBの鉛筆を使ってほしく思います。
何とも、やわらかくて、太くて、微妙にいい感じがするのでございます。
人によっては、筆圧の強い人がおられます。わたしもそうなのですが、たくさん書くと妙に手首や肩、背中が凝ったりする人でございます。
お勉強をすると妙に疲れるという人は、無駄に・余計に・意味もなく・無意識的に、グイングインという感じで、身体の特定の部分に「力」が入り過ぎている可能性がございます。
この点、2BやBのようなやわらかくて、力むと上手に書けなくなる鉛筆を用いると、無駄な力の存在を意識できるかと考える次第でございます。
あー無駄に力が入ってるからしんどいんだな、と思えば、何かとこれまでに至らぬ存在について、認識が及ぶように考えます。
「知らないものは探せない。」と古人は言いました。
ちなみに、鉛筆表記の「H」はHard、「B」はBlack、「F」はFirm(しっかりした)を意味している、とのことでございます。(BY wiki)
2012年1月23日 12:46 PM
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