消防設備士 乙種6類の免除早見表

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 消火器の消火設備の整備ができる、消防設備士 乙種6類試験の免除早見表が、本ページです。

 乙種6類の試験免除は、消防設備士の甲種の1~5類と乙種の1~5・7類の免状保持者と、検定協会職員と技術士(機械)、そして、特定の消防団員に、に付与されます。

 なお、免状保持者なので、注意してください。

 単なる合格者では、免除は受けられないので、前もって免状等を発行しておく必要があります。(コピーして願書に貼ります。)

 さて、答えとも言うべき早見表は、下記画像です。

 

 端末なりに落として、ゆっくり見てください。なお、結論の数字は以下です。

結論

 まず最初に結論から言うと…、

 甲1~4と乙1~4・7の免状保持者は、筆記の「6問」が免除されます。

 甲5と乙5の免状保持者は、筆記の「11問」が免除されます。

 技術士等は、筆記試験の「20問」が免除されます。

 特定の消防団員の方は、筆記試験の「5問」と、実技試験の「5問」が免除となります。

 「免除」は主として筆記試験(択一試験)が対象で、消防団員をのぞいて、実技の鑑別に一部免除はありません。

 なお、消防団員の方は、実技が5問免除なので、実技試験を丸々パスできます。

重要な注記事項

 免除を受けるにあたって、必ず頭に入れておかないといけないことが1つあります。

 筆記で構造機能・整備が一部免除されても、実技試験では、それらの問題は、平気の平左で出題されることです。

 構造・機能・整備は、勉強してないと、実技で99%落ちます。

 勉強しなくて済む、受験生に嬉しい実質的な免除は、「法令」と「基礎的知識」しかない、と考えておいてください。

甲1~4と乙1~4・7の免状保持者

 先も言ったように、甲1~4と乙1~4・7の免状保持者は、筆記の「6問」が免除になります。

 反対に言うと、本試験では、筆記「24問」と実技「5問」を受けることとなり、その詳細は以下の通りです。

 甲1~4と乙1~4・7の免状保持者が解かないといけない問題(勉強しないといけない問題)は…、

 法令類別の「4問」と…、

 基礎的知識(機械)の「5問」と…、

 構造機能(機械)の「9問」と…、

 規格の「6問」と…、

 実技の鑑別が「5問」で…、

 筆記「24問」と実技「5問」を、本試験で受けることになります。

甲5と乙5の免状保持者

 先も言ったように、甲5と乙5の免状保持者は、筆記の「11問」が免除になります。

 反対に言うと、本試験では、筆記「19問」と実技「5問」を受けることとなり、その詳細は以下の通りです。

 甲5と乙5の免状保持者が解かないといけない問題(勉強しないといけない問題)は…、

 法令類別の「4問」と…、

 構造機能(機械)の「9問」と…、

 規格の「6問」と…、

 実技の鑑別が「5問」で…、

 筆記「19問」と実技「5問」を、本試験で受けることになります。

その他の免除者

 技術士(機械)の有資格者の方や、特定の消防団員の方にも、試験の免除がありますが、ごく少数であり、免除内容も上述した免除早見表を見ればすぐわかるので、当該ページでは割愛します。

消防設備士のこまごましたもの

 消防設備士に関するこまごましたことは、「消防設備士:ブログ記事」をばご参考ください。

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