消防設備士 甲種4類・乙種4類の独学

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 消防設備士の甲種4類・乙種4類を独学で一発合格を目指す人に、傾向と対策、勉強法法を述べるページ。絶対的に知っておくべき「試験免除」や「足切り点・合格基準点」についての注意喚起のほか、独学向けの教材紹介もある。勉強方法は、「法令」「構造、機能、工事・点検」「電気」「実技」「製図」ごとに設けてある。

【重要告知】コロナインフルエンザの影響について

 コロナインフルエンザの動向いかんによっては、試験の中止・延期や、試験会場の変更があります。

 消防設備士試験ですが、ご存知のように、「都道府県」ごとに試験が行われます。

 そのため、本試験の中止なり延期なり、試験会場の変更なりも、「都道府県」によって違います。

 ある県では予定通り実施されるが、ある県では、延期されたりしています。

 よって、消防設備士試験は、“一概に言えない”状態となっています。

 延期・変更等があっても、受験生への個別連絡は、“ない”ようです。

 公式ですが、「1週間に2~3回」ほど、最新情報が更新されています。

 気づいたら、試験が延期されていた!ってなことがないよう、チェックしてください。

 公式‐https://www.shoubo-shiken.or.jp/

インデックス

 

  1. ひとくちガイダンス
  2. 【重要】試験免除について
  3. 【重要】合否基準-4割足切
  4. 合格基準点
  5. 公式過去問について
  6. 独学向け使用教材
  7. 傾向・・・ふつうでOK
  8. 対策・・・3回で合格
  9. 【コツ】勉強方法を手短に‐三日写真
  10. 法令の勉強方法
  11. 構造、機能、工事・点検の勉強方法
  12. 電気の基礎的知識の勉強方法
  13. 実技の勉強方法
  14. 製図の勉強方法
  15. こまごまリンク
  16. ひとくちガイダンス

     

     消防設備士ですが、独学合格の可能な資格です。

     端的に言うと、本試験の傾向や試験勉強については、そう気にする必要はありません。

     「やることさえ、ちゃんとやれば、まず受かる試験」だからで、独学向けのテキスト「わかりやすい! 第4類」と、問題集「本試験によく出る! 第4類」とを消化していれば、まずもって、合格できます。

     当方、ガチ文系で、消防設備については全くの素人でしたが、一発で合格しています。(ちなみに、電工免除組です。)

     とはいえ、消防設備士試験は、種と類とで、実に細分化されているため、“受験の前段階”に、ちょっとした『壁』があるように思います。

     そこで、「消防設備士受験ガイド」を設けました。

     そもそも、「消防設備士」の“どれ”を受けたらいいかわからない人は、一読願います。

     さて、本試験ですが、筆記・実技ともに、「ペーパー試験」です。実際に、感知器を操作したり、整備したりしません。

     よって、試験勉強も、「紙の勉強」です。

     危険な作業は、ありません。当然、感電等の恐れもありません。

     消防設備士は、何気に総務系資格(防災要員)で、持っていて損はありません。事務方の人や未成年者、女性の方でも、安心して、挑戦してください。

     さて、試験の難易度は、ちょっと長くなるので、「消防設備士の難易度」を参考ください。

     消防設備士の勉強時間は、「2~3ヶ月強」を見ておきますが、詳細は、「消防設備士の勉強時間」まで。

    【絶対】試験免除について、必ず知っておくこと

     消防設備士の甲種4類・乙種4類ですが、「第2種電気工事士」の免状があると、試験の一部免除が享受できます。

     試験問題が40%近く免除されるので、「楽ができそう」と思われますが、事情は全く異なります。

     経験者は語りますが、試験免除を“勘違い”していると、ドえらいことになります。

     2電工による一部免除については、超重要なため、かなり長くなってしまいました。

     よって、「ブログ:電工免除の実態」に、まとめて掲載しています。

     電工免除を受ける人は、当該ブログ記事を、早いうちに目を通してください。ビックリするはずです。

    【重要】合格基準-4割足切

     消防設備士の受験に当たって、“必ず”知っておくべきことは、「足切り点」の存在です。

     消防設備士試験には、「試験科目ごとに、足切り点」が設定されており、足切り点は「4割正解」となっています。

     たとえば、出題が「10問」の科目の場合、最低でも「4問」を正解していないといけないのです。

     逆を言えば、「3問」しか取れていないと、他の科目が満点だろうと、その時点で、不合格が決定する、といった次第です。

     消防設備士では、1つがダメだと、不合格となります。

     他の試験には見られない試験制度なので、必ず、「足切り点」の存在を、頭に叩き込んでおいてください。

     毎年、不注意な受験生が「足切り」で落ちています。

    科目ごとだから厄介

     重要なので、繰り返しますが、当該足切りは「試験科目ごと」に、行われます。(実技を除く。)

     ですから、「法令」「基礎的知識」「構造・機能、整備・工事」のそれぞれで、最低でも「4割」を正解しなければなりません。

     消防設備士では、(オレは法令が苦手だから捨てる)とか(いまさら理科の勉強なんて嫌。電気捨てる。)なんてことができません。

     そのため、消防設備士試験では、『やさしい所で点数を稼ぎ、むずかしい所は捨てる』ができません。

     よって、試験勉強では、全科目を満遍なく勉強することになります。

    一部免除でも厄介

     当該足切りは、試験の一部免除を受けた場合、“免除後の問題数で計算される”ので注意です。

     たとえば、「法令共通」の免除を受けた場合、残る「法令類別」を7問(乙種は4問)を、解答することになり、この数字で、足切りの「4割」が計算されます。

     甲種は「7*0.4」の「2.8問」で、最低でも「3問」を取らないと、その時点で、落ちます。

     乙種は「4*0.4」の「1.6問」で、「2問」を正解してないと、足切りに引っかかって、不合格となります。

     参考:甲種4類の免除早見表

     参考:乙種4類の免除早見表

     試験の免除を受けると、免除された分だけ、1問の比重が重くなります。足切りに引っかかりやすくなるので、注意です。

    合格基準点

     消防設備士の合格基準点ですが、筆記・実技ともに、合格基準点は、「6割以上の正解」です。

     繰り返しますが、科目ごとに、4割正解(足切り点)を満たしているのが前提ですので、お間違いなく。

     よって、合格には、筆記全体で「6割以上」の正解と、実技で「6割以上」の正解と、科目別に「4割以上」の正解が必要です。

     消防設備士は、「3つ」も、合否判断があるので、注意しましょう。ホント、独自の試験制度です。

     ところで、消防設備士は、競争試験ではありません。よって、高得点を取る必要はありません。

     100点取ろうとするのは、無駄です。

     ある程度、自信が付いたなら、足切りに引っかかりそうな科目に、尽力しましょう。

    公式過去問(例題)について

     公式では、「過去に出題された問題」が公開されています。

     たとえば…、

     

     …といった問題が挙げられています。

     当該公式過去問(例題)は、問題演習の数を増やすのに、とてもいいのですが、解説がありません。

     そこで、公式の過去問(例題)に解説を付したものを「消防設備士 甲4・乙4、乙6、乙7の公式過去問+解説」に挙げています。問題演習の一環として、通勤・通学時にご活用ください。

    消防設備士のテキスト・問題集

     教材のよい点・わるい点等の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのがメンドクサイ人は、定番の下記教材を使えば間違いありません。

     一口で言うと、テキストは定番の「わかりやすい! 第4類消防設備士試験」を…、

     問題集は、姉妹本の「本試験によく出る! 第4類消防設備士試験」でそろえます。

     甲種受験の方は、「4類消防設備士 製図試験の完全対策」を追加します。

     テキストと問題集は、消防設備士試験の定番シリーズで、試験会場では多くの人が使っていました。当方、甲4のみならず、乙6・乙7でもお世話になりました。

    傾向

     消防設備士の甲4と乙4の傾向ですが、「言うほど、変わらない」です。

     試験対象は、「消防法と、それらに関する規則・規定・規制」なのですが、大きな火災・事故がない限り、それらは改正されません。んなもんで、法が変わらなければ、試験も変わらないといった寸法です。

     例年、テキストに載ってあることが試験に出題されています。

     こんな次第で、問題レベルは、「テキスト・問題集レベルの基礎・基本的なもの」に留まっています。

     サンプル問題:公式過去問‐甲4‐4問:届出・検査

     サンプル問題:公式過去問‐甲4‐5問:免状

     んなもんで、実際の消火設備に触れてないと解けないとか、実務経験がないとわからないといったことはありません。

     基本的に、「テキスト」と「問題集」との勉強で、OKです。

    難問もあるが無視

     さて、基本問題が多いとはいえ、やはり、本試験では、難問・奇問、重箱の隅を突く問題も出題されてます。

     先の公式過去問で言えば、「公式過去問‐甲4‐26問:P型1級の非火災報」などが、該当します。

     しかし、それらができなくても、他の問題で合格点を確保できるので、気にする必要はありません。

     本試験にて、難問に遭遇したら、さっさと「捨て問」にして、他の問題に、特に、時間を食う実技試験や製図試験に、時間を充てましょう。

    対策

     結論から言うと、消防設備士試験は、頭の良し悪しよりかは、“問題を解く回数”で合否が分かれます。

     最初は、感知器というトンチキな機械と、馴染みのない専門用語の数々に、戸惑い、嘆き、塩水を飲むような苦痛を憶えることでしょう。

     しかし、試験問題はシンプルな「知識問題」が多く、まったくのド素人でも、「1~3ヶ月」の間、テキストと問題集を繰り返せば、間違いなく、合格点の6割は確保できるようになります。

     基本的に、消防設備士は、「暗記と記憶」がモノを言います。

     コツコツと、目の前のテキスト読んでは、問題集の問題を解いていってください。

     こういう、ふつうの勉強で、穏当に、合格点は確保できるはずです。たとえ、ド素人の文系であってもです。

    勉強方法を手短に‐三日写真

     消防設備士甲4・乙4の試験勉強について、述べていきます。

     まずもって、最初の『3日』は機械的なド暗記作業を行います。

     テキストのうしろの方にある、実技試験「写真の鑑別」のページを開いてください。

     写真鑑定の問題とは、「感知器の写真→この感知機は何ですか?→○○式感知器です」てな感じの問題です。

     

     試験勉強のコツは、まずもって第1に、写真を見ながら、感知器の名前、そして、姿かたちを、機械的に頭に叩き込んでいくことです。

     どうしてこんなことをするのかというと、筆記の勉強のときに、感知器の実物が頭に浮かばないと、何にも頭に入っていかないからです。

     前提知識ゼロだと、感知器の説明は単なる記号と文字の群れで、何にも特徴もつかめない!、違いもわからない!で、理解や記憶にたいへん骨が折れます。

     多少でもイメージが沸けば、たとえば、(差動式スポット型感知器…、ああ、あの出っ張り的な空間の中に、こぶくろがあるから、空気が熱で膨張して、接点が引っ付いて、電気信号が発信するんだなー)とか、(“定温型スポット型感知器・・・ああ、あの金属むきだしのやつね、熱でバチっと反り返るわけだ)ってな感じで、格段に理解が進みます。

     右も左も知らない中で、感知器の機械的なド暗記や丸暗記はめんどうですが、後々必ず楽になるので、写真鑑定から勉強しましょう。

     わたしが1ヶ月合格できたのも、最初に感知器の写真をおさえたからだと思ってます。

     「最初に写真暗記」が、筆記の理解と記憶を深めるコツです。

    法令の勉強方法

     法令は、問題演習をしてください。めやすは「2~3回」です。

     勉強すればするほど、点は伸びます。

     で、よく似た規定・語句が多いです。たとえば、防火対象物とか消防対象物とか消防設備点検資格者とか防火対象物点検資格者とか、防火対象物の定期点検とか消防設備の定期点検などです。

     で、こうした“似たもの”同士は、常に参照しあって何度も確かめます。

     

     こんな風に、常に参照できるようにして、「○○は何たらで、●●は何たら」という感じで、常に憶え直ししていました。

     「違い」を意識をして問題演習を消化していけば、混同も少なくなって、点数も上がります。

     なお、法令が苦手な人は、基本的な法律用語に慣れていないのが一因でもあるので、「法律用語のコツ-それは用語感覚」以下の法律用語に目を通しておきましょう。苦手意識はだいぶ改善します。

     「または」と「もしくは」や、「及び」と「並びに」などは、実に混乱するところです。

     そして、「以下・以上・未満・超える」です。一度は目を通して、使い方をチェックしておいてください。憶え違いをしていることが多々あります。「含むか、含まないか」は、頻出論点です。

     法令のまとめです。

     法令は、条文の数字や語句、定義のほか、感知器の基準等々を“憶えさえすれば合格点は取れる”ので、隙間時間を利用して憶えていってください。

     先に紹介したテキストと問題集には、たくさんの語呂合わせがあるので、積極的に活用してください。だいぶ、楽ができるはずです。

    構造、機能、工事・点検の勉強方法

     メイン科目です。法令同様に、よく似た規定が多いです。

     「感知器の設置基準」と「感知区域の梁(はり)」とかは、“よく似ていて、受験生がよく間違える”ので超頻出です。

     最初は「わかってるし知ってる」のですが、中盤から終盤にかけて、どっちがどっちだったか混同するようになります。だから、“超頻出”なのです。

     常に『違いを意識して』、テキストを読んだり問題演習をしていきましょう。

     めやすは「2~3回」です。

     感知器や受信機・送信機の雨あられの専門用語に頭が痛くなるでしょうが、テキストを読む→問題集の問題演習で確認→復習ってなサイクルの勉強をすれば、どうってことありません。わたしは、これ以外の作業を、していません。

     法令でいったように、通勤・通学時の隙間時間や空き時間をフルに活用して、こまごました数字や規定を憶えていきましょう。

    電気の基礎的知識の勉強方法

     わたしは電工免除組なので、勉強していません。

     理系出身の人は、問題ないでしょう。

     が、文系等の「電気」が苦手な人へのアドバイスです。

     とりあえず、足切り点の「4割確保」を目標にしましょう。

     点は、他の科目でいくらでも稼げます。

     文系の人にとっては、「電気」は、足切りさえ免れることができればいいのです。

     わたしは法令が「100%」でした。ですから、免除を受けず、電気科目を解答したとしても、足切り点さえ確保できていれば、法令の得点で、失点を十分にカバーできた次第です。

     

     試験問題には、オームの法則などの公式さえ憶えていれば解ける問題が多々あります。

     電気は苦手!と深刻に考えないで、足切りに引っかからない程度に勉強して、点数の取れる法令などに時間や労力を投入しましょう。

    実技試験の勉強方法

     繰り返しますが、電工免除組の人は、必ず「電工免除の実態」を読んでおいてください。でないと、100%落ちます。

     実技試験は、端的に言うと、甲種・乙種ともに「筆記試験の延長」です。

     ですから、対策としては、筆記試験の勉強をしっかりやる、という次第です。

     とりあえず、実技の問題を“ざっくり眺めて”、どんな問題が出るのかを知ってください。

     参考:公式過去問‐甲4実技:実技差動式スポット型感知器・定温式スポット型感知器

     参考:公式過去問‐乙4実技:煙感知器

    超絶注意!漢字の書き取り!!

     実技試験では、感知器等の具体的な名称を、“かっちりと、漢字で、書かせる”ので、漢字を正確に憶える必要があります。

     筆記試験の勉強のときは、「実技」を念頭に、「漢字」の1文字1文字を意識して、勉強しなくてはいけません。

     …あまり、ピンと来てない人もいるはずですが、それは、大間違いです。

     意外に、「漢字」で書けないもんなんです。

     資格試験は、今やマークシートばかりだし、PC・スマホは、予想変換や音声入力が多いため、鉛筆を手に、実際に漢字で書くのが、想像以上に難儀な作業となっています。

     わたくし、本試験で「騒音計」の写真鑑定が出たのですが、「騒音」なんて文字は普段書かないもんですから、恥ずかしながら、ド忘れしてしまい、冷や汗が出ました。

     どれをどう聞かれても、確実に「漢字で書ける」ように、なってください。

     不安な語句に当たったら、コピー用紙などで、漢字の書き取りをしましょう。

     実技は、1問1問の比重が大きいので、解ける問題は絶対に落とせません。

    製図の勉強方法

     乙種の人には関係ありませんが、甲種の受験生にとっては、「製図」が甲種最大の難所です。

     まず、「製図」は、ある程度、筆記の勉強が終わってから着手します。

     というのも、図上で展開させる感知器が、どんなものかがわかってないと、解答のしようがないからです。

     筆記の総合的知識が必要となる製図は、筆記の問題演習を2回ほど済ませてから、着手します。

     さて、「製図」の実際の勉強ですが、最初は答えを見ながら解きます。「答え」を写すくらいで結構です。

     最初から独力で解くのは、無理だし面倒だしで、時間の無駄だからです。

    確答はないが、大丈夫

     さて、製図ですが、独学だと、困った事態に遭遇します。

     製図問題には、“確答がない”からです。

     要は、消防法の各規制・規準に適っていたらいいだけなので、自分の答えと模範解答とが“微妙に違っていたり”して、うーん、これでいいのかなー的な不安がたくさん出てくるのです。

     ですから、序盤のうちは、解説の“お手本”をそっくりそのままマネをして、写本するような感じで、感知器を設置したり配線の線を引いていってください。

     で、慣れてきて、(これは、これでいいハズだ)的な確信が生まれてきたら、自己流でやっていけばいいでしょう。

     自分の解答と答えが、少々違っていても、神経質になる必要はありません。

     仮に、です。配線の仕方に、消防法上の指示や注文があるのなら、テキストはそれを「記載」しないといけないわけですが、「テキストに配線の指示がない」のですから、配線は採点外であると思われます。

     よって、配線などはグチャグチャでもいいので、とにかく、設置基準がきちんとしているかどうかに意識を集中すればよいかと思われます。

     実際の採点基準は不明ですが、そもそも、製図試験は、感知器の設置基準をチェックするものなので、それさえできていれば、多少、配線に難があっても、部分点が与えられると思われます。

     で、最終的に、解説や答えを見ずとも、答えられるレベルに到達しましょう。最低、テキストと問題集を、「3回」はやっておけば、何とか製図ができるようになります。もちろん、復習も毎回してください。

    製図用問題集を追加する

     で、テキスト・問題集の製図問題が解けるようになったら、先に紹介した「4類消防設備士 製図試験の完全対策」の製図問題を解いていきます。

     テキストや問題集の問題だけでは、問題演習の数が不足だからです。

     当該製図問題集は、正直、難しいです。

     しかし、「教材レビュー」でも書いているように、「練習で難しいことをやっておけば、本番で確実に解けるようになる」ので、わたしは使用を推奨します。

     わたしは1ヶ月で合格できましたが、本問題集での製図演習があったからだと、自己分析しています。

    製図は、毎日1問

     さて、本試験が近づいてきたら、1日に1問は製図の問題を解いて、“製図的感覚”を衰えさせないようにしましょう。

     製図なんて、もともと慣れない作業です。それを1~2ヶ月、机上でアレコレしただけで、完全に身に付くわけがありません。

     少しでも日が空くと、必ず要領を忘れて、解き方があやふやになっていきます。(経験者は語る。)

     ですから、「できる」ようになっても、直前期は、1日1問を解いて、腕が落ちないようにしておきましょう。こうしておけば、本試験では、完全に落ち着いて問題が解けるはずです。

     甲種の難所「製図」も、ここまでやっていれば、穏当に合格できます。

     わたしはガチ文系で、製図の「せ」の字も知りませんでしたが、一発合格でした。がんばってください!

    消防設備士のこまごまリンク

     消防設備士に関するこまごましたことは、たとえば、「電気工事士免除の実態」とかの記事を、ブログにも投稿しています。

     興味のある方は、「消防設備士:ブログ記事」をばご参考ください。

     消防設備士の求人数などの資格情報は、超長くなるので「資格ガイド」をごらんください。

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