消防設備士 甲種5類の免除早見表

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 救助袋・はしご等の消火設備の工事・整備ができる、消防設備士 甲種5類試験の免除早見表が、本ページです。

 甲種5類の試験免除は、消防設備士の甲1・2・3・4類の免状保持者と、検定協会職員と技術士(機械)に付与されます。

 なお、免状保持者なので、注意してください。

 単なる合格者では、免除は受けられないので、前もって免状等を発行しておく必要があります。(コピーして願書に貼ります。)

 さて、答えとも言うべき早見表は、下記画像です。

 

 端末なりに落として、ゆっくり見てください。なお、結論の数字は以下です。

結論

 まず最初に結論から言うと…、

 甲1・2・3・4類の免状保持者は、筆記試験の「8問」が免除されます。

 技術士等は、筆記試験の「30問」が免除されます。

 「免除」はすべて筆記試験(択一試験)が対象であり、実技の鑑別・製図に一部免除はありません。

重要な注記事項

 免除を受けるにあたって、必ず頭に入れておかないといけないことが1つあります。

 筆記で構造機能・工事整備が一部免除されても、実技試験では、それらの問題は、平気の平左で出題されることです。

 構造・機能・工事整備は、勉強してないと、実技で99%落ちます。

 勉強しなくて済む、受験生に嬉しい実質的な免除は、「法令」と「基礎的知識の10問」しかない、と考えておいてください。

甲1・2・3・4類の免状保持者

 先も言ったように、甲1・2・3・4類の免状保持者は、筆記の「8問」が免除になります。

 反対に言うと、本試験では、筆記「37問」と実技「7問」を受けることとなり、その詳細は以下の通りです。

 甲1・2・3・4類の免状保持者が解かないといけない問題(勉強しないといけない問題)は…、

 法令類別の「7問」と…、

 基礎的知識(機械)の「10問」と…、

 構造機能(機械)の「12問」と…、

 規格の「8問」と…、

 実技の鑑別が「5問」と…、

 実技の製図が「2問」で…、

 筆記「37問」と実技「7問」を、本試験で受けることになります。

その他の免除者

 技術士等の方も、試験の免除がありますが、ごく少数であり、免除内容も上述した免除早見表を見ればすぐわかるので、当該ページでは割愛します。

消防設備士のこまごましたもの

 消防設備士に関するこまごましたことは、「消防設備士:ブログ記事」をばご参考ください。

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