25問‐毒物劇物取扱者(一般)関西広域連合 令和2年度(2020年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基礎化学」の「酢酸pH」についての出題です。文系には、厳しい問題です。テキストや過去問を当たってみて、だめそうなら、本試験では、「捨て問」です。

25問‐酢酸pH

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解答

 「水溶液10mL」とあるので、ここは、「10/1000L」となり、よって、「0.01」となります。

 本問の酢酸水溶液は、「0.1mol/L」です。

 これらを掛けると、「0.1*0.01」なので、「0.001」molと相なります。

モル濃度

 んで、本問では、「全体で100mLとした」とあります。

 モル濃度を算出します。

 「100/1000L」で、「0.1」となります。

 先の「0.001」÷「0.1」で、「0.01mol/L」であることがわかりました。

電離度

 問題文には、「CH3COOHの電離度を0.010とする」とあります。

 「0.01」に「0.010」を掛けると、「0.0001」になります。

 これを、整理するとすると、「1×10-4」となります。

 よって、PHは「4」となります。

 文系には、ナンノコッチャですが、過去問やテキスト等の問題で、解き方を丸憶えしてしまいましょう。

答え

 正解:4

 >>> 次の問題へ。

独学向け教材

 教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。

 読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、

 んで、過去問兼問題集には…、

 北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、

 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、

 関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、

 九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、

 …使用します。

 理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。

こまごましたもの

 過去問ですが、「関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)」の過去問に、解説を付与したものをアップしています。

 「1つ」で、「6県分」の過去問演習ができるので、ある意味、お得?かもしれません。

 他都道府県の傾向把握や、問題演習の「数」の確保にご利用ください。

 ・ 関西広域連合 令和1年度 過去問+解説

 また、毒物劇物取扱者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。

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