本問は、「基礎化学」の「塩酸及び水酸化ナトリウム」についての出題です。小難しい選択肢が1つありますが、文系でも、テキストと過去問とを繰り返していれば、解ける問題です。ぜひとも、1点にしましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「塩酸は、フェノールフタレイン溶液を赤色に変える。」ですが、誤った記述です。
フェノールフタレイン溶液を赤色に変えるのは、水酸化ナトリウム水溶液などのアルカリ性のものです。
塩酸は、言うまでもなく、「酸性」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「水酸化ナトリウム水溶液は、赤色リトマス紙を青色に変える」ですが、正しい記述です。
リトマス紙が「赤→青」になるのは、「アルカリ性」のときです。
よって、選択肢は、「正」となります。
酸性のときは、「青→赤」に変わります。
選択肢cの「0.1mol/L 塩酸のpHは、5.7程度の弱酸性を示す」ですが、誤った記述です。
[H+]は、0.1mol/Lなので「10-1」となります。
んなもんで、「PH」は「1」となり、「強酸性」となると思われます。
よって、選択肢は、「誤」となります。
まあ、これは、文系には厳しいでしょう。
選択肢dの「薄い水酸化ナトリウム水溶液が手につくとぬるぬるする。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述で、塩基の水溶液は、ぬるぬるしています。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正」の組み合わせを探せば、
正解:1
教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。
読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、
んで、過去問兼問題集には…、
北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、
九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、
…使用します。
理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。
毒物劇物取扱者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。
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