独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

先送りの良し悪し

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

どこぞのメディアがお題目のように唱えておりますが、先送りの全てが悪いわけではありません。

時間が変れば、事情もまた、変るものでございます。

よい先送りとは、理由があっての、現状を踏まえ先を見通しての、先送りでございます。

お勉強におきましては、現状の実力では歯が立たないときや、自分の状態が最悪でとてもできそうにないときなどは、グダグダと解決を図るよりも、解決を先送りした方がよいときがございます。

できそうにないところに拘泥して時間をだだ漏れに使っても、それほど験はございません。

そうするよりかは、他のところの復習に手を向けたほうが、時間の使い方としては上手でありましょう。

体調が本当に悪いときもございます。プライベートでいざこざがあって、気の少しも乗らないときもございます。

そんなときに、ウダウダとお勉強をするよりかは、お勉強の進捗は今のところはあきらめ、寝るなり休養するなりしたほうが、トータルで見れば素早い解決になることもあるのでございます。

先送りのすべてがすべて、悪いことでもないのをお気づきくださればと存じます。

悪い先送りとは、今できることや、今やってよいことを、面倒だからといって先に送ることでございます。

十分にできるのに、十分に出来る状態にあるのにやらないのを、サボりというのでございます。

それは単純にサボっているだけでありまして、何の理も、利も見出せないように考えます。

めんどくさいといって、今できることを先送りすると、今その時だけは、楽にはなりますが、事態は少しも楽にはなっておりません。

事態は真逆で、先送りすればするほどに、どんどん先送り事項が溜まってしまって、さらにめんどくささに加速が付くように思います。

正直なところ、今できることは今、その日の内に済ませてしまった方がスッキリして、逆に、気持ちがよくなるものでございます。

雑事や雑用の類を、先に送りに送り続けると、ほんとうにたまりにたまって、1日や2日で片が付かないほどに、膨らんでしまいます。

部屋の片付け、家事、仕事のちょっとした雑用、洗車などは、小まめにやった方が圧倒的に楽でございます。ためてやると、ほんとうに1日は完全に潰れてしまいます。

1つ1つは何でもないことでも、数でこられるとじつにめんどくさくなって、実に心底消耗してしまうのでございます。

意識を働かせて、今やるべきことかどうかを量りながら、目の前のことに着手くださればと存じます。

先にやった方がよいようなことならば、再びいつやるか、その日時を整えてから、先送りすればよいのでございます。

先送りする明白な理由が見出せないときは、その日の内に、重要なことから順に消化していけばよいように思います。

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