独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

思ったことは一致しない

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

「わたくしたちの、予想や推測の類は早々に当たらない。」
このごく単純な事実を、胸に秘めておくのは損ではないように考える次第でございます。
雨が降るだろうか、と思っても振らないことは多々でございます。
これは振らないと思っていたら、逆に、ざあざあ振りになったことも、これまた多々あるかと存じます。
最も身近でな天気ですら、わたくしたちの予想は当たらないのでございます。
予想を当てるには、たくさん予想するしかない、と言われております。
スポーツ新聞では、連日、競馬の予想で1杯でございます。これだけ予想をしても、早々にあたらないと言うわけでございます。
わたくしたちは、非常に不確かで曖昧な世界を生きている、なんて取りとめのないことが言えるわけですが、これは、逆にもいえるわけでございます。
自分のふと思ったことや感じたことも、これまた、外れると言うわけでございます。
こんなことをしてしまったけど、いいのだろうか、と心中思うものがあっても、周りは1つも気にしていないことは多々ございます。
足の太さや腕の太さ、体重を気にするご婦人はたくさんおられますが、関取並に太っているならまだしも、大半の男性はそんなところを少しも気にしておりません。
恐らく全然違うところを見ているはずでありまして、その真意は心の底でございます。
体重云々は、基本的に口実でしかないのでございます。
3キロ太ると絶望感に陥る人もおられるかと存じますが、体重の上下で愛情が上下するような男性を、わたくしは、これまで、一度たりとも見たことがありません。
体重で愛情が変るというのは、そもそも愛情がなかったのでありましょう。
体重は、方便に使われているのでございます。
このように、世の女性の切実な思い「こんなに太って!」などは、思うほど、誰にも影響していないものでございます。
お勉強に関しても同様でございます。
こんなんで大丈夫なのか?と、日々のお勉強に不安を抱いていても、まあ、継続さえできれていれば、穏当に合格するものでございます。
たとえば、本屋などで、本試験でライバルとなる受験生と遭遇したと致しましょう。
(うう、できそうな奴だ)と思って、我が身の不甲斐なさを思いを馳せても、もとは、自身が自信がないからそう見えているだけでありまして、本当にその人が確かな実力の持ち主かどうかはいえないものでございます。
よくよく、ご自身の生活を振り返ってみて、自分の予想の類が当たったのかどうか、お調べくださればと存じます。
的中したものなどほとんどなく、100個に2〜3つくらいが関の山ではないかと思う次第でございます。
わたくしたちの予想が当たらないというのなら、わたくしたちの感じている漠然とした不安なども同様なのでございます。
一時はやりました「バカの壁」という言葉がございますが、得てして名言でありまして、人間は自分で、自分から、勝手な思いを抱いて、それが最も大事なこととして・尤もなこととして、それがどんな馬鹿げたことでも守りに守ろうとする性分を、的確に現してございます。
漠然としていてあやふやで、不確かな上に、そうそうに的中のしない心中のことなどは、無視するなとはいいませんが、話半分程度にお考えくださればと存じます。
世の中のことのほとんどは、そんなに素晴らしくよいものでもないし、七転八倒するほど悪くもないものでございます。


思いは、まあ

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