独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

間違う練習

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

失敗や間違えがこたえる、気になってしまうという人がおられるかと存じます。
確かにそうかもしれません。
もっとうまく行く方法があるのに、こんな失敗をするのは馬鹿馬鹿しい、徒労ではないか、というわけでございます。
また、何か失敗してしまうと、無能力者の烙印を押されると申しますか、馬鹿というラベルを貼られるといいますか、非常にイヤな感情が沸き起こる人もおられるかと存じます。
お勉強におきましては、この点、理性にてしっかり割り切ってほしく存じます。
といいますのも、失敗したらダメなのは、だた本試験というその日だけだからでございます。
また、独学でありますから、どれほど馬鹿げた間違いをしようとも、誰に責任を取るわけでも、誰の目が気になるわけでもありません。
所詮は、1個人であるわたくし達自身の問題でございます。
アレな話ですが、くしゃみをしたときに、ちょっぴり漏らしてしまう経験をされた方もおられるかと存じます。
大丈夫かなとおならをしたら、アレしてしまったことも、恐らく多くの方がご経験済みかと存じます。
会社や電車の中、パーティ・会食中であるなら、非常に非常にまずいことでございます。
しかし、自分の家の自分の部屋なら、まったく少しも問題ではありません。
失敗や過ち、間違いといいますのは、一部の物を除けば、大変に相対的なものでして、気にすべきかそうでないかは、分かれるものでございます。
間違いや失敗をしてならないのは、先ほどもいいましたように、本試験のそのときでしかありません。
なら、それ以外の時は、やっても構わないと言うことでございます。
間違いや失敗にも、教訓やヒントがたくさんございます。いや、いってしまえば、それらの中にこそ、次の段階へと進む種子が潜んでいるものでございます。
間違えない・失敗しないことだけに注意しておりますと、次の種が取れなくなってしまうのでございます。
間違いや失敗をしても、通常のお勉強であれば、ほんとうに何てことありません。
本試験が著しく不利になるわけでもないし、誰かに嫌われることもないし、悪い評判が立つわけでもないし、悪いことは基本、何も起きないことでしょう。
間違っても大きな影響は、ないのでございます。
何度も間違ってもそれほどのものがないことがわかってきたら、「なあんだ、間違っても別にいいじゃん」みたいな蛮勇といいますか敵を呑むタイプの勇気も沸いてくるものでございます。
正解をすることも勉強の一部ですが、間違うこと・失敗することも勉強になる点、意識の片隅にでも置いていてくださればと存じます。
逆を言うなれば、通常のお勉強といいますのは、間違うための練習である、といってもよいかと思います。
また、同様の趣旨でございますが、問題を解くのにこんなに時間がかかるなんてダメだ、とか、テキストを読むのにこんなに手間取るなんてダメだなあ、などとお考えないようにしてくださればと存じます。
1秒1分を争うのは、唯一、本試験というごくごくごくごく、限られた時間でしかありません。
大体のことというのは、10分か15分、果てには30分遅れようが、なんともないものでございます。
陸上競技者やF1レーサー、空軍パイロットでもないのに、時間を気にするなど愚かであるかと存じます。
通常のお勉強の際に、時間が気になって焦っても、何1つ利となることはありませんので、この点も、考え直しをしてくださればと存じます。


いまは間違えても

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