| カテゴリー: 過去のススメ |
整理整頓は、お勉強におきまして、重要な部分を担っているように思います。
もちろん、直接的に合格には貢献いたしませんが、それでも、大事なところを支えているように思うのでございます。
わたくし自身の経験でしかありませんが、部屋がぐちゃぐちゃな人は、大概、落ちていったように思います。
部屋がゴミくちゃで、玄関にまでビールやチューハイの空き缶が散乱し、ビンや燃えないゴミが玄関出てすぐのところにまで溜まっていた友人が、ひょんなことで失踪してからは、片付けや掃除、整理整頓の重要性を改めて思うものでございます。
大概、潰れる会社やお店というのは、小汚いか汚いかのどちらかでございます。
先日仰天したのですが、お店の開店前に仕込みに使ったであろう生ゴミの袋を、店の前の道路に平気で出していた店がありました。こいつダメだと、いかりやチョースケ風に突っ込みましたが、早々の態で潰れたのは言うまでもありません。
アレ、この店潰れたんだ、という発見があるときは、大概、汚いところや乱雑なところがあるものでございます。
ちなみにわたくしは、従業員の駐車場や駐輪場をよく見るものでありまして、そこがくちゃくちゃだと、どれほど評判のよい店でもいきません。大概潰れるからです。
内装に殆ど凝らず、殺風景なつくりであっても、清潔感があるのなら行きます。
通人は、オープンしたての店には行かないと申します。3年経って行くのでございます。すぐ潰れるような店では、上質な時間は味わえません。さもありなんと思った次第でございます。
さてさて、話が脱線いたしましたので、お勉強について戻りたいと思います。
お勉強におきましても、整理整頓は重要な部分であるかと存じます。
部屋の片づけができないのに、どうして、テキストや問題集、過去問の内容をきちんと憶えていけるのか、というわけです。
記憶とは、ある程度の規則性があって、憶えるべき対象は整理されてないと、憶えることができないのでございます。
携帯電話の番号も「3・4・4」と規則めいているからこそ、憶えられるのでございます。これが、11桁連続した数字であれば、憶えるのにひどく苦労する事でしょう。
整理整頓されたものほど、憶えやすくなることを意識の片隅にでも置いていてくださればと存じます。
お勉強で整理整頓をしていくには、やはり、身の回りのことも整理整頓できねば、嘘となります。
そこで、身の回りの整理整頓と相なるわけですが、部屋が片付かないという人は、得てして、ものが捨てられない人でございます。
そこで今回は、置いておく際の基準をご紹介したく存じます。
それは、「冷蔵庫」にしまう価値がそのものにあるか否かで考えるのでございます。
これは要るのか?置いておくべきか?と悩んだ際は、冷蔵庫にしまうとしたら、という条件を付け加えるのでございます。
あの狭い冷蔵庫に、それをしまう価値はあるのか。冷蔵庫の中身をどこぞにおいて、敢えてしまう価値はあるのか。腐らぬよう長期保存する価値はあるのか。
っとこんな風に考えるわけでございます。
「冷蔵庫」を基準に考えていきますと、ぱっと天啓のように「いらねえよっ!」「いつまであるんだよっ!」とさまぁ〜ず三村風の突っ込みを交えた決断が下せるかと思います。
長年押入れにしまっていたダンボールを、わたしは1つ処分できました。
部屋の中には、要らないものだらけであることが、お分かりいただけるかと存じます。
部屋から要らないものを捨てていくだけでも、そこに秩序と理(ことわり)が、そして、物を増やさぬよう節制が生まれるかと存じます。
冷蔵庫で
2010年5月26日 3:33 PM
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