| カテゴリー: 過去のススメ |
基本的に、お勉強といいますのは、つまらないものでございます。
楽しくて楽しくて仕方がないという人が、わたくしはうらやましくて仕方がございません。
よっぽど感受性が無いのでありましょう。
わたくしなどは、ほんとうに年に数回しか、お勉強で楽しいときはないものでございます。
わたくしだけでなく、皆様方の多くは、仕方がないからやっているのではないかと忖度する次第でございます。
仕方がないのは仕方がないのですが、やはり、やり様というのはあるかと思うのでございます。
つまらなくしているのは、ほかならぬ、わたくしたち自身でございます。
詰まっているのでございます、多くの事が。
何にも新しい事をしないので、古い物事で自分の中が一杯なのでございます。
確かにお勉強といいますのは、手垢の付いたテキストと黒ずんだ問題集と過去問を相手に行なうものですから、試験範囲を一周してしまえば、あとは、やったことばかりを同じように続けねばなりません。
同じような事を同じ様に続けることと、相なるわけでございます。
しかし、でございます。
このことは、お勉強だけのお話でございます。
わたくしたちの生活そのものが、同じきようになるわけではないのでございます。
何かしら、新しくできるはずなのでございます。
お勉強という荷はあるにせよ、自分勝手に勝手に結果を予想して、勝手に1日の結論を引いているきらいはないでしょうか。
お勉強が生活にもろに影響を及ぼしていないか、ご考察くださればと存じます。
言ってしまえばあれですが、所詮は勉強でございます。
灰色のお勉強であっても、生活までが灰色になるわけではございません。
自分から何か新しくする事はできるはずでございます。
近くのホームセンターをぶらつくだけでも、こんな世界があるのかと、驚くことしきりであるかと存じます。
こんなにボルトの数があるのか、釘の種類があるのか、こんな照明器具があるのか、浄水器も安くなった、システムキッチンなんてものは自分で作れそうだ、などなど、発見があるかと存じます。
世の中、そして生きることというのは、違う事のほうが多いものでございます。
自分からつまらなくしてはいないかどうか、お確かめくださればと存じます。
さすれば、新しいやる気や気力も湧いてくるものと思います。
お勉強と生活は
2010年4月1日 8:01 AM
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