独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

寝る前に反省を

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

毎晩の眠りが浅いのは蓋し、重大な問題かと存じます。
布団のぬくもりが恋しい季節になって参りましたが、ぐっすり眠れてこそでございます。
あまり眠れないという方、夢をよくみて熟睡できないという方は、反省を推奨させていただきたく存じます。
反省ほど手軽で、カネのかからないものはありません。まさに、天然の睡眠導入剤でございます。
布団に入った5分でも結構でございます。今日あったことを朝1から思い返して見るのでございます。
朝起きて何をしたか、家を出て何を見たか、仕事場について何を言って何をしたかを、昼に何を食べ、午後から何を手がけ、おやつに何を食べ、夕方から晩にかけて、そして、家に帰って何をしたのか、もう一度、全ての順を追って思い返してみるのでございます。
ひとつひとつを思い浮かべていくと、ああしておけばよかった、こうしたらよかったという考えが頭によぎるものでございます。ならば、今度はアレをしよう、コウしよう、というように考えて参ります。
だいたい、このあたりで眠たくなってくるものでございます。意外にその日全てを思い返そうとするとめんどくさくてウトウトしてくるのでございます。
しかし、ときには寝付けないときもありましょう。ならば、ひとつだけ、失敗を選んで善後策を練り始めましょう。
どうして、あんなことをしたのか。
なぜ、ああなったのか。
もっといい方法はないのか。
ほかの方法はないのか。
逆に言えばどうなるのか。
しなかったらどうなるのか。
もっと短くできないのか。
喩えるなら何なのか。
正味の価値はいくらくらいか。
思ったようになったのか、考えたように進んだのか。
何がいらないのか、何を除いたらいいのか。
見本や手本、サンプルはないのか。
前提は間違っていないのか。
足りないものはないのか。多過ぎるものはないのか。
こんな切り口を元にして、質問攻めにして見るのでございます。
そうするとまるで木の根っこが伸びるように、うねうねと思考が進展しき、より深い善後策が練られるかと存じます。
こんなことを思い考えていくうちに、意識が薄れていくように思います。
もちろん、いいアイデアが浮かんだら枕もとのメモ帳にメモしておくことを忘れはいけません。
いいところと悪いところを取捨選択するのが反省でございます。
いいところは伸ばし、悪いところは直します。また、やらないように、控えるようにします。
年齢を経るにつれて、雑事雑用で日中の時間は埋まっていくものでございます。
夜の寝る前だけが、反省のできる時間ではないかと存じます。
反省は、お猿さんの専売特許ではありません。
うまく行かないときはもとより、うまくいっているときも、反省してくださればと存じます。
きっちり1日を締めることができて、安心してグウスカできるかと存じます。


本当に

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