独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

一寸先はほにゃらら

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

一寸先は闇と申します。
人間、先のこと、それも1時間先のことも正確に言い当てることは難しいのでございます。
よく言われますのは、いつもどおりに、やれやれ後は眠りに就くだけというときに、1本の電話・ほんの数行のメールが予想していた日常を大きく破ることがございます。
わたくしも先日、同じような「一寸先闇」に遭遇致しました。
お風呂後に頂き物のヨーグルトを食したのでございます。
しかし、このヨーグルトが体質に合わなかったのか、それとも、強力無双の善玉菌・武闘派の乳酸菌たちが揃っていたのでしょうか、お腹がぐるぐると痛みだしたのでございます。
けれども、それは、牡蠣や貝に当たったときのようなキリキリ・ギリギリする痛みでもなく、また、お腹が冷えたときのような脂汗を掻くものでもありません。
何と言いましょうか、腸内環境を清浄に戻さんと、善玉菌と悪玉菌の全面戦争が始まったような、ごろごろする痛みなのでございます。
腸はぴくぴく蠕動してトイレに誘います。しかし、そのトイレは不快なものではなく、何か身体にこびりついていた老廃物が削り取られて行くかのような感じで、トイレ後はすっきりするのでございます。
そういうトイレ行が、何度も何回もございました。まさに、止まるところがない、という感じでございます。
夜中にトイレに起きることなどないわたくしにとっては、一体なんでこのときに、こんな全面抗争に巻き込まなければならないのかと、理不尽さに歯噛みしたものでございます。
ようやく朝方になって抗争の終結がついたのでしょう。お腹は小康状態になったというわけでございます。
さすがのわたくしも、ヨーグルトを食べると腸内菌同士の大戦争が始まるなど予想だにも致しません。
「これが一寸先は闇か」とことわざの妙なるのを痛みとともに体感した次第でございます。
さてさて、お勉強についてでございます。
お勉強といいますのも、一寸先は闇が続くものでございます。
暗夜のなかを船で行くが如く、先が見えない中をゆっくり進むのがお勉強でございます。
しかしながら、でございます。
わたくしたちは明るい場所に居ると、闇に居たときのことをすっかりんと忘れてしまうものでございます。
闇の中にいたときは、この先はどうなるのかと心細く・不安げに思っていたのに、明るいところに出るや否や途端にそうしたことは忘れるのでございます。
いったん合格するや否や、お勉強時に味わってきた負の部分など、まるでなかったかのように感じるようになるのでございます。
こうしたことから考えますと、お勉強時の諸々の不安などは、それほど実体のある確かなものではないといえるかと存じます。
「一寸先は闇」ということわざは、先にどんな災いがあるかわからないことを示唆しているわけですが、逆に言えば1寸先に明かりありとも言えなくはないのでございます。
先のことはどう転ぶかわからないのが偽らざる事実であるかと存じます。あの人が、あの会社が、なんてことは日常茶飯事でございます。
夜明け前が1番暗いと申します。明けぬ夜はないと申します。
結局のところ、暗くて先が見えぬとはいえ時間が経てば闇夜は晴れるのですから、一喜一憂する勿かれ、なのでございます。
やることさえやっていけば、穏当に受かるのが試験でございます。


不安こそが

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