独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

お悩みの大半は

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

お悩みの大半といいますのは、後から振り返ってみれば、何と言いますか、くだらないことで悩んでいたなあ、どうでもいいことを拘っていたなあと思うものでございます。
過去のお悩みも、その当時は、まざまざとした現実感を以って、わたくしたちに憑り付いていたはずでございます。
しかしながら、今となっては、そんなことを悩んでいたのかと、きょとんとすることばかりでございます。
昔の日記を読んでみれば、あまりに馬鹿馬鹿しくて赤面すること煮タコの如し、でございます。
過去を振り返ってみれば、多くの問題というのは、時間とともに解決して行くものでありますし、大半は取るに足らないものであることにお気づきになられるかと存じます。
本当に苦しいのは、愛別離苦、病気怪我、負債借金、裏切りなど、十指に足らないと思うものでございます。
逆に言えば、十指以外のことについては、あまり苦しくもないし、言ってしまえば、何とでもなるといえるわけでございます。
お勉強というのはカンタンなものではありませんし、相応のストレスとプレッシャーに見舞われるものでございます。
しかし、人生の十指の問題に比べれば、本当にランクの桁が違うものでございます。
お勉強におきまして、問題や障害に遭遇したときは、独り鬱々としないことが大切であるかと存じます。
お勉強の問題そのものは、高度の独自性もありませんし、あなた個人のみに発生するものでもありません。
おそらくは、多くの受験生が味わっていることでありましょうし、既に合格した人も、お勉強中には味わわざるを得なかったことでありましょう。
あなたがわからないところを、同じようにわからない受験生は数百数千はいるでしょう。
あなたが忘れやすいところを、同じように忘れてしまう受験生も数百数千はいることでしょう。
いわゆる頻出事項と言うのは、受験生の多くがついうっかり間違えたり、憶えにくかったり、混同しがちなところが多いものでございます。
そういったところを出題者は、執拗に狙ってきます。受験生と言うのは、皆が皆違うようで、実は同じようなところを正解し、同じような問題を間違い、似たような引っ掛けに引っかかっているものでございます。
どんな問題におきましても、既に先例がございます。自分だけの問題と考えないことでございます。
わたくしたちは、これまでに幾つかの障害と難関とを超えてきたのでございます。
おそらくは、今回も天はわたくしたちが乗り越えられるトラブルをもたらすことでしょう。
どんな問題も障害も苦難も終わりがあるものでございます。来る幸福な日を思って、自重してくださればと存じます。


まあ

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