独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

カンタン客観視

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

夜明け前が1番暗いと申します。
恋愛映画やロマンスも、大団円の直前が最も暗く、ふたりの関係も怪しくなるのが常でございます。
場面(舞台)を下げるから上がることができるのでございます。
下がるから上がるのでございます。
ずーと下がり続ける、たとえば、どろどろした恋愛・不倫物を2時間も見続けて御覧なさい。
本当に何の感興もなく、ただ、生ぬるくて苦いだけのコーヒーを飲みながら、つまらない彼話・彼女話を聞かされる以上にうんざりするものでございます。たまりません!どうでもいい!!
主人公の境遇が上がりっぱなしの、つまらないコメディや社会派ドラマ、また、ただひたすら愛を育むだけの恋愛物を2時間も見て御覧なさい。
映画館なら銀幕に、リビングならテレビに、自室ならディスプレイに茶碗を投げつけたくなることでしょう。ふざけるな!どうでもいい!!と。
再度、申し上げます。下がるから上がるのでございます。
苦しい場面、悲しい場面、くじけそうになる場面があるからこそ、最後のハッピーエンドが映えるのでございます。
もし、お勉強のときに苦しい境遇にあるのでしたら、映画やドラマの脚本を思い浮かべてくださればと存じます。
試験勉強の序盤であれば、(もうそろそろ第一幕の終わりの頃だね)と、中盤であれば、(クライマックス向けにこの位は落とさないとダメだろうね)と、終盤であれば、(大団円に向けての準備)くらいに考えればよろしいかと存じます。
お勉強におきましては、うんうんと3日も頭を捻ったすることがありましょう。
これまでの知識や経験を総動員しても、何のことやらわからないことに遭遇することもありましょう。
1週間考えても、なんだかすっきりしないこともあるでしょう。
絶壁のように聳え立つ、ややこしい規定群にぶつかることもありましょう。
そのほかまだまだございます。
憶えたはずのことを忘れていたり、解けていた問題が解けなくなっていたり、重要語句や用語が頭から抜け落ちていたり、何をしていたんだろうなあと臍を噛むときがありましょう。
でも、まあ、いってしまえば、それは実力が付く前の前兆、大団円前の兆しでもあるのでございます。
脚本化・映画化・ドラマ化の手法を以って、現状をお眺めくださればと存じます。
さすれば、もっと冷静に現状を把握できるようになるかと存じます。
こういうのもあって然るべきかな、と思うようになれば、徒に落ち込むことも、悲嘆することもないかと思います。
客観的に見ろといわれると難しく思えますが、脚本風・映画風・ドラマ風に眺めようとすると、比較的容易に己を見ることができるかと存じます。


下降は

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