| カテゴリー: 過去のススメ |
わたくしたちの見通しというのは、よくよく外れるものでございます。
こーしてあーしていけば、○○日には終わるじゃん、てな感じでピクニック気分でいたら、まったくの見当違いで、何にも終わっていなかったということはよくあるものでございます。
わたくしは、勝手な予想が外れて全貌が現われた状態を、霧が晴れた状態といっております。
登山中に霧が発生し、やれやれ晴れたと思ったら、頂上までの道のりが蛇行する蛇のように、まだまだあったという何とも疲れそうな状況を思い浮かべてくださればと存じます。
お勉強におきましても、自分では、もう終わりだな、もうできたなと思っていたのに、まだまだほんの序盤であったことに気付くと、息は消沈してやる気も蒸発してしまうものでございます。
とはいえ、それは仕方のないことでございます。
そんなことで歩みを止めてはいけないのでございます。
ぶっちゃけていってしまえば、自分の見当違い、己が勝手にそう思い込んでいただけでございます。
麦茶と思っていたらめんつゆだった程度の間違いでございます。
間違いに気付いたらそれを質して、新たに強く堅く決意して進んで行くだけでございます。
これまでやってきたのですから、これからもできることでしょう。
新たに見つかったやるべきことやすべきこと、読まないといけないもの、憶えないといけないもの、解かないといけないものは、最初は多く見えても細分化して日々に振り分けて消化いけば、すぐに終わるものでございます。
最初は残った道程の多さに驚いても、いざ行ってみれば見かけ倒しといいますか、何てことはないことが多々でございます。
ときどき、真性にできておらず仰天することもございますが、まあ、稀でございます。そんときは、覚悟を決めてゼロからやっていけばよいわけです。
逆に言えば、事態が見えてきた分、終了の二文字がはっきりと見えてきたのでございます。
そして、見当違いのまま、本試験に臨まなくてよかったと胸をなでおろすべきなのでございます。
晴れあれば雨、楽あれば苦があるように、やるべきことが見えればもうそろそろ、終わるのでございます。
仰天してくさくさするよりかは、少しずつでも良いので仕上げて行くことが肝腎であるかと存じます。
事態は見えてきた
2009年7月1日 10:58 AM
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