独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

夢の中でも勉強を

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

タイトルをお読みになって、ぎょっとした方も居られるかと存じます。
さもありなんでございます。何ゆえに夢の中でも勉強しなければならないのかと、おぞげが立ったのではないかと存じます。
とはいえ、夢の中で勉強することは、独学の大きな問題であるわからない問題を解消するひとつの手立てなのでございます。
思いますに、夜寝るときから目が醒める朝までの時間は、特殊な時間であるかと考える次第でございます。
頭の中では、何か特別なことが起きているのではないかと推測するのでございます。
といいますのも、たとえば、夜寝る前に、布団の中で次の日に何を食べるのかを、空腹を抱えながら考えて寝入りに付くと、次の日には別人のようにてきぱきと食の手配ができるのでございます。
まずひとつは、目覚ましよりも早く起きます。鳴る一呼吸前に目が覚めてスイッチをオフにするのでございます。
ふたつ目は、完全で無駄のない行動となります。ランチの手配なら迷うことなく店の選択とコースの決定が即断かつ迅速に行われるのでございます。まるでそこにいくのが決まっていたかのように。
みっつ目は、まずやる点でございます。夜考えたことを、完全に遂行するのでございます。
こうした3点を考えて見ますと、通常とはまったく異質の、上質な行動が取れるのでございます。
故に、わたくしは、寝ているときでも頭は動いて、何かあれこれ手配しているのではないかと考えるのでございます。
このような寝ているときのメカニズムを応用したのが、今回のススメのタイトルの「夢の中で勉強を」に繋がるのでございます。
独学においては、「わからない」は、大きな問題でございます。調べても砂を噛みますし、聞いてみてもしっくりきませんし、わかったようなわからないような状態が続きます。
こうした「わからない」の解消を、夢の中でやってみようという試みなのでございます。
もちろん、100%解消するわけではありません。100%解消するなら、お勉強の大半は寝て居れば良いことになってしまいます。
問題の解消を夢に持ち込むと、ときたま、さっくり解消に至ることがあるくらいにお考えくだされば、穏当であるかと存じます。
わからないものに対し、何もしないよりかはいい、程度にお考えくださればと存じます。
大層な作業をするわけでもありません。
夜寝る前に、わからないことを頭に浮かべて、何の何処がわからないのか、どのあたりが、どの語句・用語に引っかかるのか、どういう意味なのかと、ぐるぐると頭の中でわからない事柄を還流させているうちに、かくんと寝入ることでしょう。
単に、これだけのことでございます。
うまくいけば、朝起きたときに、夢の中であれこれ考えていた自分を憶えていることでしょう。
うまくわからないことへの解消法を見つければラッキー、見つからなくても別段、何かを失ったわけではありません。
「わからない」問題については、うんうん頭をひねるだけで解消するものではありません。
いったん問題から離れることも、解消の手法でございます。
その手法の一部に、「わからんから寝る」という原始的なやり方のあることを、頭の片隅にでも置いていてくださればと存じます。


夢の中で

みんなとシェアする