| カテゴリー: 過去のススメ |
朝起きたときの気持ちが、その日1日を決めると申します。
たかだか5分強の朝のふとんの中での気分が、それ以後の16〜17時間を決定付けるわけでございます。
ならば、いかに気持ちよく起きることが出来るかが、肝要であるかと考える次第でございます。
気持ちよく起きるには、今日のことは今日のこと、昨日のことは昨日のこと、としっかりと区切りを付けることでございます。
つまり、昨日のことやこれまでのことを、今日や明日に引きずらないことが大切なのでございます。
これは、お勉強だけに限らないものでございます。仕事であれ家事であれ、その他雑用でありましても、しっかり1日1日を分けて考えていったほうが、多くのことを質良く成し遂げられるものでございます。
といいますのも、わたくしたちは考えているようで、単に愚痴っていたり変わらぬ事実をあーだこーだいじり散らしていることが多いからでございます。
生産性が低い思考をしているのでございます。
昨日のことをあれやこれやと今日に持ち込んだところで、昨日そうであったものは今日もそうであり、そして、明日もそうであるものでございます。
結局、変わらないのでございます。
まず第一にいえることは、昨日のことを今日に持ち込むのは、反省不足ということができかと存じます。
省みることが少ないから、あーだこーだと同じようなことを同じように考えているのでございます。
昨日のことを今日に持ち込まないためには、どこが良くてどこが悪かったかを分析することが肝要であるかと存じます。
どんなことでも100%良かったり、100%悪いことはありません。
どんなに好調ですらすら行ったときでも、何かしら不安要素や改善点があるものですし、ひどいお勉強でも何かしら次に繋がる何かがあるものでございます。
今日のことを振り返ってみて、良かったことはより良くできないか、よりたくさんできないか、より上手に、そしてよりうまくできないかと考えて見ます。
あーしたらいいんでないかいというヒントがピコーンと生じたならそれをメモっておきまして、翌日以降に役立たせればいいでしょう。
何もでないというときは、それはそれで続行すればよいという兆候でありますから、現状維持でいこうと考えればよろしいでしょう。
(もっといえば、この現状を維持するにはどうしたらいいか、と考えることもできましょう)
さて、悪かったときは、どうしてそんなに悪くなったのか、改善点はないかと考えて、何かしらひとつかふたつ行動目標を立てていきます。
○○は今日みたいにすると泥沼だから、さくっとやるようにする、時間をかけない、などなどでございます。
ま、どんなことにもこの考えが成り立つわけではなく、難易度の高いところや手間隙のかかるところはどうしても、すんなり進まないことがございます。仕方のないときだ、と考えることもできましょう。
こうした反省と分析は、昨日のその日のうちにやっておくことでございます。
できればお風呂の時間に、最悪、ふとんに入るまでにやっておくべきことでございます。
そんなに時間がかからないものでございます。10分か15分ですので、髪の毛を乾かしている時間程度でございます。
こうした反省を済ませてやることとやらないことをはっきりさせておけば、朝起きたときにあれこれと引きずらなくても済むかと存じます。
加えて、今日はあれをしてこれをするぞ!といった気力も湧いてくるかと存じます。
唯でさえ気持ちよく眠れる、初夏の今日この頃でございます。
起きるための準備をしっかりしてぐっすり眠って、気持ちよく起きて快い1日をお過ごしくださればと存じます。
起きるための
2009年5月11日 9:48 AM
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