独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

肌に接するものを

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

頭に血が昇ると申しますが、お勉強でも蓋し同様の事情にあるかと存じます。
試しに寝る前まで、問題演習や過去問の繰り返しなど、高度なお勉強をしてみてくださればと存じます。
おそらくそんなお勉強の後では、布団にもぐりこんでも中々に寝付けないかと存じます。
それもそのはず。
お勉強で頭はフル回転しておりましたので、脳の隅々まで血液が充満しているというわけでございます。
あたかも、猛スピードで走った後の自動車のエンジンの如しでございます。
頭はエンジン同様に、熱が冷めるまでは時間がかかるものでございます。
しかし、頭とエンジンの違う点は、エンジンはほおって置けば自然と冷めるに対して、頭はそう一本調子に冷めていかないという点でございます。
頭が暖まっていると、いわずもがな、いろいろな想念が頭をよぎるものでございます。
明日の仕事のあれこれを考えたり、アレをしようコレをしよう、アレを食べようあそこに行こうなどなど、いろいろなことを考えてしまうものでございます。
ときには我が身の古往今来を考えてしまうこともありましょう。
これらが更に寝付けなくするのでございます。寝たいのに眠れず寝返りを繰り返す夜となってしまうのでございます。
お勉強におきましては、寝る前の15分〜30分くらいからは頭をそれほど使わない暗記や記憶で費やせば良いかと考える次第でございます。
通常の暗記や記憶は眠くなって仕方がありませんが、寝る前なら頭のよいクールダウンになるかと存じます。
わけのわからない用語や数字をぶつぶつ唱えるなり紙に書くなりして過ごせば、超特急で眠りに入ることができるかと存じます。
お勉強の手順や内容を変えるだけで、十分な不眠対策になっていることを頭の片隅にでも置いていてくださればと存じます。
さて、以下に述べることは、更に寝つきをするための発見でございます。
最近になって気付いたことですが、肌に接するものが清潔だとそれだけぐっすり眠ってしまうことを発見した次第でございます。
たとえば、肌着やパジャマを綿100の少々高いものにするだけで、寝入り方が違います。
何より大きく変わるのは、シーツやタオルケットでございます。
毎日とはいいませんが、3日に1回換えるだけで、睡眠は劇的に変わるかと存じます。
洗い立てのシーツがこれほど眠らかせてくれるとは思いもしなかったわたくしでございます。
洗濯が大変になりますが、個人的には洗濯の労力を上回る寝入り心地の利があるかと考えます。
それほど、ぐっすりと寝入るわけでございます。
この点、女性なら夜具には敏感で頻繁に換えるようであります。
問題は、男性でございます。無頓着なところがあると申しますか、めんどくさいと申しますか、ほとんど気にしないかと存じます。
わたくしもこの最近まで、それほど意にかけなかったものでございます。気が向いたら換える程度でありました。
しかし、いったん夜具の清潔さの快に目覚めれば、そうも言わなくなるかと存じます。まったく良いのでございます。
洗濯と交換の手間で、これほどのぐっすり感と翌日の爽快感が得られるならまったく引き合います。
夜よく眠れない、朝起きてもぼーとしてしまう、寝つきが悪い、睡眠が取れていないような気がするといった方は、お医者様や薬に頼る前に、ぜひとも身近で灯台元暗しになりがちな夜具の改善をお試しくださればと存じます。
シーツなど数枚買っても数千円でございます。睡眠薬は1箱数千円で処方箋も必要ですので、やって損はないかと存じます。
良い睡眠の一助となれば重畳でございます。


ぐうぐう

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