独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

ゆるめに

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

その気持ちはわかるのでございます。
少しでも、小さいサイズにしてしまうのはわかるのでございます。
お腹を心なしかへこませて、ウエストを測らせるのもわかるのでございます。
しかしながら、普段のままで計測を取った洋服・ズボンの方が、明らかに着心地はよいのでございます。
苦しい思いもしなくていいし、なにより着てて快適でございます。
身の回りのことは、普段のまま、衒わない、飾らないままで行った方がよいのでございます。
お勉強にも、この「そのまま論」は当てはまるものでございます。
発奮するのはよいのでございます。
自分の活を入れるのはよいのでございます。
しかしながら、きつきつの学習の計画を立てても、仕方がないのでございます。絵に描いた餅なのでございます。
余裕のない学習計画ほど、持て余すものはありません。
お勉強の進捗管理にもなりませんし、きつきつで余裕のない学習計画は頓挫することが多いものでございます。
ですから、得てして、学習計画を立てる→うまくいかない→ガッカリ感、やる気の疎漏、どうせできないわ感が深まるという、挫折トライアングルが発動するのでございます。
また、余裕のない、びっしり詰まった学習計画ほど、よいものと混同なさっておられる方も居られます。
お勉強はスケジュール表のようには行かないものでございます。
そんなものを一生懸命に作っても、良問1問の存在で、すべては覆ってしまいます。
しっかりやるべきことは、時間をかけてしっかりやるのが独学でございます。
良問をおざなりにして、出るかでないかわからぬ事柄に進むことほど、愚かなお勉強もございません。
スケジュール表のような学習計画は時間と手間のムダになることを、御留意いただければと存じます。
ついでに申しますが、学習計画というのは、えてして「きつくなっていく」傾向がございます。
最初の方は、余裕をみて学習計画を作ったはずなのでございます。
しかしながら、気づいたら何時の間に学習計画にはぎっしりやることが詰まっており、当の本人は消化に苦しんでいることが多いのです。
どういうわけか、学習計画は本人の知らないうちに、自然ときつきつになるようでございます。
自分の「できる」を過信しないことでございます。遊びと余裕をみることが、学習計画作りでは肝要であるかと存じます。
直前期や試験の1週間前になれば、否が応にも、きついお勉強をこなしていかなければいけないのでございます。
普段の、常日ごろのお勉強というのは、余裕があるくらい、ちょっぴりきついくらいが適量でございます。
実力が身に付くなら、どんな杜撰な計画でも結構でございます。
名目だけの学習計画よりも、実のある計画作りを心がけてくださればと存じます。


がんばる加減に

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