独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

真正面の反対意見

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

やらなねばならない事や物、やりたい事ややってみたい事は、多数に上るものでございます。
考え出すと、あまりに多くて目が回りそうでございます。
とはいえ、無闇矢鱈に手を付けていっても、効率は良くないものでございます。
優先順位をつけて手を付けて行かないと、やる気と熱意は空回りをするものでございます。
もったいない話でございます。
しかし、やるべき順位を付したとはいえ、やるべきかどうか、迷ったり躊躇したりするかと存じます。
やるか否かに迷うときは、全くの正反対の意見をぶつけてみることでございます。
たとえば、何でこんなことをやらないといけないのか?!と、不満タラタラ愚痴ダラダラ垂れ流しながら、テキストや問題集に臨んでいるとしましょう。
このようなときは、正反対の意見である「こんなことは全く、寸毫ほどもやる価値はない!」と考えてみることでございます。いったんは完全否定してみるのでございます。
ぴしゃりと全否定してみると、不思議なことにあれこれと、これまで考えもつかなかったことが、頭によぎるものでございます。
この公式を覚えておくと解くのが楽になるしなア、とか、細かい数字だけど憶えたらそれで仕舞いだしなア、とか、どっちかつーと簡単な方だしなア、などと考えるようになるのでございます。
未練ともいえるものが、ボコっ、ボコッと泡立ってくるのでございます。
そうして最後には、(それほど悪くもないな)という考えを、毒突いていたものに持つようになるのでございます。やはり、それは、やるべき価値のあることが証明されたのでございます。
この完全否定の練習はお手軽でございます。
どうしてこんな人と一緒になったのかと、ぐうぐうと音を立てている顔を見て考えてみることでございます。
いったん、「こんな奴は人間としてダメだ!」と完全に否定してみることでございます。
まあ、別に酒乱じゃないし、金は家に入れるし、なんだかんだ家のことをやってくれるしなあ、と思うことでしょう。
まあ、美人には痛い目に遭っているしなあとか、ブランド物に狂っているわけでもないしなあ、まあ、やってくれているんではないかい、と思うようになれば、もう少し我慢もできることでしょう。
少しもいいところがなかったら、篤とこれからを考えてみることでございます。
完全否定は、意外に現状の認識を変えるパワーを持っております。
いったん全否定をしてみて、目の前のことをもう一度、捉えなおしてくださればと存じます。


ダメもまた

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