独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

地力をつける

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

お勉強というのは、基本的に持久戦でございます。
今日12時間勉強したとしても、次の日にまったく何もしなければ、あっという間にその12時間分の勉強は、忘却の井戸に吸い込まれていきます。
ならば、12時間という過度の学習よりは、数日間の3時間づつに分けてお勉強を続けたほうが、賢明なのでございます。
いっきにやらないことが、独学のコツでございます。
一気にやってもいいのは、本当に本試験前の直前期あたりでございまして、それ以外の時には、根を詰めることは自分の首を絞めるようなものとお考えくださればと存じます。
過度に根を詰めてやらないといけないときでも、できるだけやるべきことを小分けして、隙間時間でこなしていく方がよいのでございます。
日々の勉強では、地力をつけることを意識してほしく存じます。
少しづつでもよいので、毎日のお勉強の量と質をあげていってほしいのでございます。
毎日5ページ読むのであれば、もう1ページ追加で読んでみる。
お勉強が終わった後でも、問題集の何問かを解き直してみる。
もう1個だけ語句を頭に叩き込んでみる。
などなどと、つまみ食いの要領で、お勉強にもう一口を付け足していってほしいのでございます。
これならば、過度のお勉強にならず地力をつけていくことができます。
結局、無理して背伸びをしたお勉強では、実力に転化する前に、お勉強自体が放棄される危惧の方が大きいのでございます。
それならば、少しでも自分の力を蓄えられるお勉強の方が、着実に合格に近づけるものでございます。
独学の良さは、自分でペースを変えられる点にございます。
じょじょに自分の力をつけられるのが、独学なのでございます。
わたしたちには、わたしたち固有の可能性がございます。それを上手に刺激できるのは、自分自身だけでございます。
過度のお勉強がその可能性を断ち切ってしまうかもしれません。
一生懸命がんばるのも結構ではありますが、これが続くかどうか、続けられるかどうか、続けられるようになるかどうかまで、お考えくださればと存じます。
お勉強をしていけば、成長はございます。成長した自分を思いながら、日々のお勉強に取り組んでいただけたらと存じます。
もちろん、成長すれば今以上に、多くのこと・難しいことができるようになります。
焦ることは、何もないのでございます。


いまが

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