独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

2冊から

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

選択というのは、たくさんございます。アレコレ悩むものではありますが、重要なものはそれほどないのでございます。
商売の損は一時の損、配偶者のしくじりは一生の損と申します。
重要な選択だけは、誤らないようにしたいものでございます。
さて、独学においては、最初の教材選択が重要になってございます。
ダメ教材をいかに避けるか、よい教材をいかに選択するかが、独学の眼目なのでございます。
ダメ教材は、不合格の最たる元凶でございます。
ダメ教材を掴んでしまえば、要らぬ気苦労を自分から買って出たようなものでございます。
ダメ教材を避けることが、独学のコツのひとつなのでございます。
ダメを避けるにはどうしたらいいかといいますと、たくさん買おうとしないことでございます。
一般書籍と違って、お勉強の教材というのは、たくさんそろえればよい、というものではございません。
たくさんあれば実力が付くものではありません。現実をいうと、少しの教材を何度も、何回でもやるほうが実力が伸びるものでございます。
教材は数少なくてもよいのでありますから、教材の選択においても、少しを丹念に検討するのがよいのでございます。
推奨するのは、テキストと問題集の2冊のみを買うことでございます。
買う枠を「2冊」と決めてしまうことでございます。
もちろん、最終的には、あれやこれやと教材が必要となりますが、最初からすべて買おうとすると、「少しを丹念に検討する」ことができず、注意力が拡散してしまいます。
そうすると、買い物籠に最後まで使わない、使っても実力の伸びない、果てには、使えばより不可解になるダメ教材を放り込んでしまうのでございます。
当初は、買うべき冊数を2冊に絞って、見当を積み重ねるべきなのでございます。
2冊という数なら、できるものでございます。
「あなたが感動した100冊」を選べといわれれば、結構たいへんでございます。
しかし、たった2冊、厳選すればいいのが独学の教材選びでございます。
数ある教材の中からたったの2冊、厳選すればよいだけの話です。
多くを考えるのは下手の始まりと申します。
テキストと問題集の2冊に持てる意識を集中して、ダメ教材をお避けくださればと存じます。


2点

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