独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

退屈ぶり

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

独学は、お勉強とオフの区切りが曖昧でございます。
明確に、ここからお勉強でここまでがお休みという線引きができないものでございます。
通学であれば、授業が終わるとお勉強は終了でございます。
通信であれば、今月・今週の分さえこなしてしまえば、それでお勉強にひと段落つくものでございます。
しかし、独学であれば、自分の力の及ぶ限り、いくらでもできてしまうものでございます。
実力の伸びとともに、お勉強の量と質とが高まります。ですから、お休み時間をつぶしてお勉強ができるようになるのでございます。
とはいえ、「できる」ならよいというわけでもありません。お勉強にある程度の息抜きは必須でございます。
というのも、筋肉トレーニングと筋肉の成長の関係と同じように、記憶というのは休んでいるときに出来上がるからでございます。
お勉強ばかりでは、記憶効率はある線から横ばいになってしまい、努力ロスが大きくなるものでございます。
ですから、独学では、意図的にしっかり休むことも求められているのでございます。
しかし、「しっかり休息せよ」といわれて困るのは、男性でございます。女性は休み上手といいましょうか、しっかり余暇を楽しめる人が多いかと存じます。
モノとサービスがたっぷり詰まった百貨店やショッピングモールにいけば、途端にイキイキするものでございます。女性群はそういう地域に行くだけで、10や20は若返るものでございます。
しかしながら、こと男性はああいう買い物地帯に行くだけで疲労困憊、顔は苦痛で歪むか、呆然とするくらいが関の山でございます。
できることといえば、ビールを昼間から飲むことくらいでありましょうか、しかし、車の運転があるのでコーヒーで終わってしまい、何がなんやら休んだのか疲れたのかわからぬまま休みの日が終わってしまうのでございます。
概して男性は、休むのが下手といえましょう。
では、男性はどう休めば良いかと申しますと、退屈がるしかございません。他人から見れば、この人何が楽しいのだろうと訝られるほど、退屈そうにするのがよいのでございます。
退屈がってぼうっとするのが、1番効率のよい休み方であるとつくづく思うわたくしでございます。
ライオンのオスを持ち出すまでもなく、大概の動物のオスはゴロゴロするのが、1番、休めるものであります。ノライヌ・ノラネコもしっかりごろごろしております。
趣味で休める人ならいいのですが、休めない人もおられるかと存じます。
休息を何かで埋めようとすると、「こんなことをするなら勉強したほうがいいかな」と、頭の片隅で思ってしまうものでございます。そうすると、逆にリフレッシュできないものでございます。
何かをしようと思わず、ぼおっと退屈すればよいかと存じます。アクセクしないできちんと退屈しましょう、というわけでございます。
退屈するからこそ、心に余裕が生まれるものでございます。


退屈の

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