| カテゴリー: 過去のススメ |
試験においては、あがるというそれだけでハンディキャップになるのでございます。
焦り症であるだけで、数点は差っ引かれるとお思いくださればと存じます。
焦ればそれだけで、愚かなミスを誘発するのでございます。
問題文を読み間違う、意味を汲み取りそこなうなど、こうしたミスをほっとくと取れるべき数点を確実に落とすことになるでしょう。
そして、その失点が致命的なミスとなるのです。
合格ラインが35点なら、あなたの自己採点は34点になるものなのでございます。
ミスを犯すのを防ぐだけで、合格に大きく近づきます。
逆に、どんなに一生懸命勉強をしても、ミスの穴を塞いでいかねば栄光へは程遠いというわけでございます。
焦り体質かどうか、まずはその確認でございます。
自分が焦り症かそうでないかは、実に簡単に判定できます。
硬めのお菓子をご用意くださればと存じます。
せんべいやぽてちという、硬いお菓子の食べ方で判定できるのでございます。
推奨するのは、芋けんぴでございます。高知産か鹿児島産が美味でございます。
菓子屋でいくつか買ってきて、がりがりぱりぱり、口を動かし咀嚼して食べてみてください。
このとき、焦り症の人ほど、芋けんぴは鉄の味がしてきます。
落ち着きのない人ほど、急いで咀嚼するので、口の中をお菓子で切るのでございます。
生ぬるい鉄の味こそ、落ち着きなき証拠でございます。
わたくしは、常に鉄の味がしておりました。
そこで、ゆっくり噛みしめるように食べると、不思議と落ち着きが生まれたのでございます。
「焦っちゃダメ」「落ち着け」と唱えても、験は少のうございます。
よくかんで食べるようにすれば、毎日のお食事でも落ち着く練習はできるのでございます。
日々
2007年11月28日 10:50 AM
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