| カテゴリー: 過去のススメ |
甘い言葉に弄されるのは、恋と色だけでよかろうと存じます。
恋や色の道以外では、だまされないようにしたいものでございます。
いや、単的に申しますと、恋と色だけにはだまされるが華なのでございます。
資格試験にはよく、「〇週間あればできるよ」とか「〇か月で可能」という、まことしやかな期間が語られるものでございます。
おそらく、一般人を想定しての数字でありましょうが、この「一般」ほどよくわからない概念もないのでございます。
試験業界での常識、それは「一般常識」が1番手ごわい、ということでございます。
一般常識や一般教養の試験科目が、最も難しいのでございます。
公務員試験はもとより、ほとんどの試験において専門科目は点差がつかないと申します。
こうした試験の合否の境は、実のところ、一般教養・一般常識でいくら点数できるか(失点しないか)にかかってくるのでございます。
ですから、〇〇試験と銘打たれていても、試験の主役は専門科目ではなく、常識科目に移っていることが多々なのでございます。
試験での一般とは、実にハイレベルな「一般」になっているものでございます。
「コレコレ」くらいでできる、といわれていても、当の本人にとっては「一般」と天と地の開きがあるものでございます。
一般を過信しないことでございます。
一般というのは、実際の「みんな」ではありません。
ごく特殊の、限定されたモデルであることを知っておくと、気楽になるものでございます。
まわりの数字をあまり気にすることなく、自分のできることを着実にこなしていけばよいのでございます。
できる部分で
2007年9月10日 10:55 AM
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