このページでは、日常生活でよく耳にする「署名」と「記名」を説明します。
「署名」と「記名」の違いなんて、ホント、どーでもいいのですが、ちょっと気になったので調べて見ました。
生活豆知識として、お目汚しください。
「署名」と「記名」とは、両者ともに、文書に自分の氏名を表示することを指します。
共通することは、ただ、これだけなのであります。
しかし、ちょっとだけ「表示する形式」が違うのであります。
「署名」は、本人が自分で手書きすることをいいます。
街頭で署名活動をしていますが、自分の手を使って、自分の名前を記入しますよね。
自分の手で書くからこそ、署名なのです。
サインも自分の名前を自分で書くので、署名です。
なお、署名が要求される具体例は手形です。
第1条(手形要件)為替手形には、次の事項を記載しなければならない。
1.証券の本文中に…(略) 8.振出人の記名捺印又は署名
「署名」となっているので、手書きのサインでオッケーなわけです。
「記名」とは、本人以外のものが手書きをする、印刷する、ゴム印を押すなどが記名に当たります。
「記名押印」して返送してください、というのは、別に本人が手で書かなくてもいいですよ、ということです。
そらいちいち、手書きで何十枚もの書類に名前なんて書けないわな、という次第です。
ところで、先ほどの手形の例では…
「8.振出人の記名捺印又は署名」とあるので、誰か他の人が書いてハンコを押す、ゴム印を押してハンコを押すだけでもよいわけですね。
以上、「署名」と「記名」の違いでした。
※ お手数ですが、不備や間違い・勘違いがあれば、是非ともメールを下さいませ。
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