アーカイブ:基本情報技術者−プログラム

このページは、過年度の受験体験記のアーカイブです。正式版には、トップページからおまわりくださいませ。

基本情報技術者のプログラムの問題についてです。文系の素人にとっては大きな壁になりますが、言語と思って少しずつ「訳」すようにコツコツやっていくとわかってきます。一朝一夕ではできません。

はじめに−プログラム問題

プログラム問題は選択する言語によって難易度、得点の度合いが大きく変わってきます。

基本的にド素人、合格したい人、マジもんのプログラマーはCASLUを選択し、SE希望者や現役SEの人で仕事の幅を広げたい人は、CやJAVA、COBOLを選ぶといいでしょう。

何度も落ちて、ホントもう、どうにかしたい!!という人には、CASLUは得点源になり易いのでお勧めします。

午後の文章問題の失点をたくさんフォローしてくれます。

ある程度プログラムは知っているという、ヘビーユーザー?な人も、やってみて損はないかと思います。

レジスタは、なんともいえず、まったりです。

このページは、パソコンのド素人が作成しているので、基本的にド素人向けの内容になっております。

基本情報技術者を受ける前までは、JAVAやJAVAスクリプト、CとC+などの言語群の違いを全くワケがわからなかったド素人が作成したと思って下さい。

プログラムは何を選択したらえーねん、というド素人さんはざっと目を通して置いてください。

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選択したプログラム

プログラムはCASLUを選択しました。

ホンネの理由は、単に「簡単」だからです。


ま、タテマエの理由としては、、、
年齢的に技能的にもSEやプログラマの仕事につく事もないので、原理的なパソコンの動きがわかるCASLUを選択、とでもいっておきますw

レジスタの変化を掴むのが、CASLUの特色なのですが、文字の入力や文書検索、データ検索がCASLU的に表現されており、パソコンの中のではこのように活動しているのだなぁと思う事、間違いないでしょう。

慣れると、まったりと面白いです。

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使用テキスト

試験的には、技術評論社の「らくらく突破 CASLU―基本情報技術者試験」でオッケーかつ十分です。

2005年度の春期・秋期の2回の試験ともに、このテキストしか使っていません。

そのほかのテキストを使っていないので絶対的な評価ワカランチンですが、この「らくらく突破 CASLU―基本情報技術者試験」と過去問を数年分解いてみて、出来るようでしたら本試験でも良い得点源になると思います。

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文法が簡単だ

CASLUはレジスタを味わう試験なので、文法そのものは小学生でも理解できる内容で簡単です。

正味、2週間あれば十分すぎるくらいでしょうか?

いちいち、細かい文法を押えるより、どんどんプログラムに当たっていくほうが合理的ですね。

フラグが少し面倒ですが、実際の例題にあたってフラグの使い方を味わう事ですぐに理解できるかと思います。

そうなのですが、文法上、ド素人が引っ掛かりやすい点を、以下紹介したいと思います。

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LD? LAD?

ド素人ゆえに詳細な解説は省きますが、最も簡単に言えば、内容を代入するの?アドレスを代入するかの違いです。

この差を見落とすと、ホンマ、わけわからなくなるので、ゆめ見落とすことなくプログラムに目を通してください。

出来ない人は、解説の部分をよく読んでいないか、厳密に考えていません。もう少し、落ち着いて解説や説明を読めばできるでしょう。

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論理演算?算術演算?

論理シフト・算術シフトは、午前でも出題されるテーマですので、混同は厳禁です。というか、混同してはいけません。全く違う意味ですので注意。

論理シフト・算術シフトの違いが味わえるようになったら、大人の第一歩です。コーヒーの旨さをわかるようになる感じですwww

※ シフトの「理解」ではなく、「味わい」なんですよねw
「演算→ジャンプ判定」は、なんともいえず、まったり。

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個人的に見落としていて、どえらい苦労したのが、上の文法です。

意味を取り違えると、全く繋がらなくなるので、落ち着いて考えて生きましょう。

算術やら論理なのどの違いをキチンと把握できるようになれば、脱ド素人のへ向けた、栄光の一歩を踏み出せれるでしょう。

16進数表記の数字変換の問題は、「CASLUはそのような前提の下で動く」という前提でしかないので、深く考えないようにしましょう。

そういうもんですから、そーいうもんなのね、で終えておきましょう。

巻末に前提となっていることの資料があるので、10回くらい、あの表を目を通していくうちにわかるでしょう。

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個人的に見落としていた「超基本事項」

・箱の場所と中身は違う

アドレスとそのアドレスの格納されたモノ(データ)を、混同してしまうとワケワカランチンです。プログラムの各節で、「番地を格納したのか?」「データを格納したのか?」を押さえる事。

オイラは最初、この違いをあまり意識していなかったので、どえらい苦労をしておりました。今となっては懐かしい思い出です。

「そら、メモリの番地と中身を混同してたら、ワケワカランチンだわなぁ」

CASLUはシンプルな故に、1個の混同が全体の混同に繋がります。

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CASLUさんは、基本的にパターン学習

「らくらく突破 CASLU―基本情報技術者試験」のテキストには、よく使われる各パターンが、章ごとに説明されています。

それを押さえていくうちに、CASLUのコツが掴めていくはずです。

基本的のほとんどのパターンは、レジスタの使い方なので、慣れちゃえばどんな問題でも解けるようになります。

CASLUは、パターン学習なんだけど、コツを知ったらどんなパターンでもそこそこ、着いていく・こなす事が出来るというのが実感です。

基本的にオイラは、このテキストを2回しかやっていないのですが、合格時の本試験では、ほぼ満点でした。1回目の受験の時は、何を書いているのかわからなかった人でも、数ヶ月後にはそれほど苦労せずに、点数源に出来るのが「CASLUさん」のいいところです。

それでもやはり、相性というものがあります。以下は、実際の相性について考えてみました。

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実際のベンキョ1−相性が合った人へ

ド素人な人の中でも、テキストを読んですらすら出来る人も多いかと思います。CASLUはシンプルなので、すぐに理解できる人も多いでしょう。

そういう人は、「」本書で展開される例題や巻末にある練習問題を2回程度まわせば、本試験で十分な点数が取れます。

ぶっちゃけ、ド素人のオイラでも春期試験・秋期試験あわせて、2回しかこのテキストを読んでいません。

理解できている状態の人なら、「テキストを読む−過去問のCASLUをやる」だけで十分な演習量になるかと思います。

過去問が解ける状態なら、本試験でもきっと点数は取れるでしょう。不安はありません。

午後の他の難解な問題、アルゴリズムなどの勉強に尽力してください。

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実際のベンキョ2−相性が最悪な人へ

基本的にCASLUは簡単です。ほんとうに、CASLUはある峠を越えると、すらすら出来るようになります。しかし、このスラスラ峠を越えるのには、大きく個人差が出てきます。

読んでみて、アタマを万力で締め付けられ、例題を1題解くと、めまい・吐き気・極度の疲労を感じるような人は、スラスラ峠の山道を、ちょいと外れた方が良いでしょう。

わたしのように。

オイラは1回目の受験ベンキョのときに、無理矢理ごり押しでこのCASLUのベンキョをした結果、燃え尽きてしまいました。

したがって、現在では、皆目わからない人が、CASLUに対して、気合いを入れ集中して取組んだとしても、その努力が効果的に生きてくるかどうかは疑問に思っています。

相性が悪いのは、わたしと同じく、プログラムを理解する土台が全く欠如している人なんですよ。

このような「超越論的ド素人」は、CASLUと悪戦苦闘して、血みどろの死闘を行い、エルボーと顔面蹴りまたは豪腕ラリアットの乱打で、カウント2.999の消耗戦を展開するより、他の戦線からアプローチする方が良いでしょう。

「」でも紹介しましたが、オイラはCASLUのクリアを目指すにJAVAをもってす、でした。

資格試験のほとんどは、暗記量と努力量に比例して得点は増えていくものですが、この基本情報技術者ではそうではないんですねぇ。

努力云々以上に、自分のレベルに応じて適切な学習を組み立てる、のが大事です。

テキストに対して、「だめだーー」と思ったら、一度戦線の整理して、自分の出来そうな箇所から突破を図ったり、違うベンキョをして実力の涵養を行って再挑戦しましょう。

だめなものはだめです。
0には何をかけても、0。

CASLUの学習については、個人的には上記のような感想です。

超越論的ド素人は、テキストに縛られることなく、試験に関係ない事であっても利用して、じゃんじゃんベンキョを行って下さい。

そのテキストが出来ないのなら、そのテキスト以外でベンキョすればよい、という極めて普通の事ですね。

一般人テキスト

らくらく突破 CASL2―基本情報技術者試験
八鍬 幸信 (著)

技術評論社

使ったテキストは、これだけです。基本編しか読んでいませんのでアレですが、最後までミッチリ読み込めれば、そこそこ、プログラムでもいい点が稼げるでしょう。

まー実務には関係がないので、将来的にSE系に進みたい人は、時間がかかっても、ほかのプログラムにしたほうがベストでしょう。

オイラは就職とかがあまり関係がないので、比較的簡単なアセンブラ言語のCASLUを選びましたが、受験した後で考えたら、こんな言語を学んでも履歴書に書けんのぅ、と思ってしまいました。

基本情報技術者を「履歴書」の武器にしたい人は、ほかの言語のほうがいいですよ。知っている人なら冷笑しそうです^^;
(オイラが面接したら、ニヤニヤしそうだ^^)

プログラムの勉強を、試験に落ちた私が言うのもなんですが、「言語」なんでセンスのない人は、鉛筆を持ってじっくり読み込んで慣れていくしかない感じです。

英語の長文のように、語彙が増えていく、ある程度までいくと、急に読めるようになるといった感じがします。都合、基本編を2回しか読めなかったのですが、2回目になるとウソのように軽く感じました。

1回目は地獄ですけど。

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