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はじめに−午後問題 2005年の春期試験をもとに作成しています。 基本情報技術者の午後問題についての所感です。基本的に問題や内容を解説「できない」ので、これ以下の出版物で午後問題に立ち向かい、受験時間中、途中退出せずに、最後まで乗り切ることができたものどもです。 午後問題は、ぶっちゃけいうと、すごく個人差があります。できる人(数学科とかセンスかなぁ)はすぐにできますが、アルゴリズムなものの考え方をしたことがない人は、べらぼうに時間がかかります。 個人差があるにせよ、問題自身は「頻出するアルゴリズム」の形式を覚えておきさえすれば合格できる気がします。運がよければ。 テキストと問題集 ど素人専用テキスト
一番お世話になった本がコレです。基本的に算数や数学から離れた人がいきなり、流れ図を目の前にされても呆然とするだけです。 一番、ど素人向けだったので購入し使用しました。授業形式なので、「トレースせよ」といわれた箇所はまじめに「トレース」していきましたね。 流れ図の読み方の練習から始まるので、全く流れ図がわからない人は、いわれるままに「トレース」していけば、わかるようになっていきます。 午後は数をこなすことは忘れましょう。 問題演習はすればするほどいいのですが、こと、ど素人さんは1題が理解できるまで挑戦したほうがいい訓練になりますよ。 ってか、1つの問題を納得できるまでやるのも、乙なもんでした。おいら思うに、午後の問題はほとんどが応用で、前に出たものが再度出るようなことはあんまりないと思います。 だから、過去問を何度も繰り返しても、その出題のカラクリを知っている以上、基礎能力の充実にはならないと思います。 基本的に1題につき、2時間考えてもわからず、次の日に持ち越し、また次の日に、というのが多々ありました。 そうなってくると、非常に、やる気がなく徒労感に見舞われますが、「アタマにアルゴリズム的認識機能」がないのだから仕方がない、と思ってました。原付に200km/h オーバーを求めるのは酷です。 一個一個、薄皮をはぐようにしていくしかないと思います。特に、中高齢者は頭が固いので、ゆっくり丹念に考えてトレースしていきましょう。 鍋にこびりついたのをはがすのは、たわしで執念深く磨いていくしかないのですよ。 ちなみに、1週間でわかる、とういうのはウソです。筆者もそういってます。それでも、ど素人向けNO1ですわ。 ------------------------------------------------------- 一般人用テキスト
前述のゼミ本と組み合わせてやっていきました。主にアルゴリズム以外の対策に使いました。できれば、2章の応用アルゴリズムをマスターして受験したかったところですが、オイラの頭脳ではまだ無理のようです。 秋の試験は、まずはこの章を繰り返してリベンジを果たそうと考えています。基本的に午後は、本書のアルゴリズムの問題ができたらまず、合格できるでしょう。 ------------------------------------------------------- 一般人用問題集
基本的に過去問をベースにした問題集です。アルゴリズムやプログラムの勉強に力点を置いていたのであまり使いませんでした。 どうしよう? 春の試験は、ぶっちゃけ、模試程度と思って受けに行きました。午後の問題集をやるにあたって、どうしても、アタマにプログラムや流れ図を把握する能力がないと点数ができないと考えたからです。 おいらは、2ヶ月強くらいの訓練では、マスターすることはできない人間でした。 2ヶ月、基本情報技術者だけを、みっちりやりこめば何とか合格のレベルには達するでしょう。というのも、ある程度の基本的なアルゴリズムがわかると、出題形式が穴埋めなので、「アレはあーしてたかから、こいつはコレでいけるんじゃないかい」という推測で解答できるもんです。 基本的に、これがオイラなわけで^^; ほとんど、あてずっぽうで答えてましたよ。 考えてみれば、これまでプログラムに縁がないにせよ、トレースや流れ図といった形での「知的訓練」は受けた事がありませんでした。 数字を並列的に捉えていくというのは、これまでほとんどやったことがないか、あっても少ないわけで、とても苦労しましたが、できるようになってくると面白く感じるのではないかと。 できないことは訓練することでしか「できるように」なりません。そう思って、できない人は長期的な訓練期間を取っておくのがベストです。 ど素人は、コストのほかに、時間もかけないといけないのですよ。 |
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