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択一式と記述式ガイダンス 簡単に、通関士試験の択一式と記述式のコツを、紹介していきます。 ※ 平成18年度より出題形式と配点が大きく変わっています。過年度のデータですので、ご注意ください。 ※ 最新情報は「通関士の独学」や「通関士 教材レビュー」、「通関士ポータル」をご利用ください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 通関士の択一式とは? 通関士試験の択一問題は、概論でも述べましたが、「過去問」の頻出事項を抑えるだけでいいので、楽な部類に入ると思います。 「過去問3回」で、ほぼ合格安全圏の実力がつきます。 合格ラインの6割を取ればいいので、通関業法は4問、関税法・関税定率法は8問、通関実務は4問、間違ってもいいわけです。 通関実務の択一では、知識問題、計算問題、関税率表の問題の3つのタイプがあるといえます。 知識問題と計算問題は、過去問を3回くらいやっておれば、まず大丈夫です。2回の受験経験上、全く問題なしでした。 しかし、関税率表の問題は毎年毎年、最重要課題で頭痛の種でした。 関税率表の問題は、3〜4問も出題されます。 通関実務は出題数が10問で、4問しか間違えられません。 凶悪な関税率表もやっておかないと、存分に足切りに引っかかってしまいます。そう、どんなに凶悪な出題でも、やらないといけないのです。 馬鹿らしいのですが、合格のためには飛ばすことができないので、覚悟して飲み込んでしまうほかありません。 −−−−−−−−−−−−−−−− 通関士の択一式・まとめ 通関士の択一試験で一番、困ったチャンは通関実務です。 関税率表の出題は、凶悪です。 関税法や関税定率法は、まじめに過去問をまわせば、必ず合格レベルまで達します。 通関実務については。。。 計算問題や知識問題を落とさない。 むずかしめの関税法や関税定率法などの『中ボス』には惑わされず、真の敵「通関実務」を念入りにやっておくこと。 択一式のなかで、「通関実務が一番の強敵である」と、カマボコにでも刻んでおいてください。 通関士の記述式とは? 通関士の記述式問題は、穴埋めです。 −−−−−−−−−−−−−−−− まずは。。。 過去問に出てきた記述式は、絶対にできるようにしておきます。 そして、過去問に出た記述式は、テキストを当たって念入りに読み込んでおきます。細かい箇所も抑えるようにします。 外国為替法は改正があったのか、おいらの受験の時には2回も同じような文章に当たりました。 改正のあった箇所は、おメメを皿にして読み込みます。どんな、細かい注意書きも見落とさないようにじっくり読み込んでおくだけで、少しは点数できるでしょう。 −−−−−−−−−−−−−−−− 完全派のあなたには。。。 完全とはいきませんが、できるだけシッカリとした対策をとりたい人は、LECの記述式対策問題集のように、ブ厚い穴埋め問題集を買ってきてシコシコやりましょう。 わたしは2年間、同じLECの記述式問題集を使いました。 試験会場でも一番多く使われていた。 記述式対策には、このLECの問題集と通常のテキスト読み、そして先ほど述べました、過去問と法改正の箇所を、爆撃していけばおのずから合格ラインに達するでしょう。 しかし、偶然では合格できないようにさせないようにするためには、丸暗記型穴埋め問題が効きますね。運では、記述式を突破できませんわ。 忘れても忘れても、何度も忘れてしまい、絶望感とまいッちんぐな気分を味わいますが、やっていくうちに憶えます。 経験者は語りますが、一度、通関士の記述式ような丸暗記問題をやると再記憶は楽です。 できるだけ、時間をとって何度も繰り返すようにしてください。 輸入申告書・輸出申告書対策については、該当ページをご覧下さい。
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