適正使用もくじ‐令和5年度 富山県

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和5年度の富山県の登録販売者試験の適正使用のもくじ。「医薬品の適正使用と安全対策」は「20問」出題で、富山県の午後の問41~問60までを占める。個々の問題への総リンクを挙げる。総評的なことも。

ひとくち傾向

 令和5年度の富山県の適正使用ですが、「難しくなったり簡単になったり」です。

 受験生泣かせの「主な使用上の注意の記載とその対象成分・薬効群等」、つまり、「医薬品的な問題」なのですが、当該年度では、「4問」の出題でした。

 昨年度は、「7問」出題だったので、かなり減ったと言えます。

 しかし、なのです。

 それ以外の問題のレベルが、絶妙に上がっています。

 「難問」とは言えないまでも、新手の記述・語句・キーワードからの出題がそこそこあり、解答に手を焼くかと思います。

 たとえば、「午後第44問‐医薬品の製品表示」や「午後第45問‐一般用検査薬の添付文書」です。

 ムムムとなる選択肢があります。

 過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、チェックしておきましょう。

 なお、個人的にずっこけた問題は、「午後第60問‐啓発活動」です。

 ここを問うんかい!と、突っ込んだ次第です。

添付文書

 「適正使用」では、おなじみの論点の「添付文書」ですが、全国的な傾向として、かなりレベルアップしています。

 これまでの過去問演習だけでは、厳しい問題がそこそこあります。

 私事ですが、他の県の過去問を見ていくと、(アレ、こんなん出すの?!)という感想を何回も持っています。

 「適正使用」のところだけは、これまでに出ていない記述を中心に、何回もテキストを精読しておきましょう。

 不安のある人は、他県の「適正使用」の問題も、解いてみてください。

 参考:全ブロック 試験問題 科目別 インデックス

 

 実は、富山県に限らず、他府県でも同様の傾向で、「適正使用」では、当該使用上の注意から、「6~8問」くらい、出題されるようになっています。

 テキストの巻末なり別冊子になっている「資料」のページを、よく読んでおきましょう。

 さて、「使用しない(服用しない)」は、「医薬品」でも、頻出ポイントなので、「医薬品」で勉強しましょう。

 対して、「相談すること」は、数が多いので、時間がない人は、「捨て問」でよいでしょう。

 ただ、実務を踏まえると、「相談すること」を、今のうちにやっておくべきかと思います。

 また、固有事項が狙われやすいので、そういうものを、優先して憶えるといいでしょう。

 たとえば、基礎疾患「てんかん」が「相談すること」なのは「ジプロフィリン」だけなので、当該ジプロフィリンを先に憶える、対して、数の多い高血圧・心臓病等は、「後回し」にするってな寸法です。

適正使用

 午後41問:適正使用情報

 午後42問:一般用医薬品

 午後43問:添付文書 してはいけないこと

 午後44問:医薬品の製品表示

 午後45問:一般用検査薬の添付文書

 午後46問:使用しない

 午後47問:使用上の注意及びその理由

 午後48問:相談すること

 午後49問:医薬品の保管及び取扱い

 午後50問:医薬品の安全性情報

 午後51問:添付文書情報及び製品表示情報の活用

 午後52問:適正使用情報の活用

 午後53問:企業からの副作用等の報告制度

 午後54問:副作用情報等の評価及び措置

 午後55問:医薬品の副作用等報告

 午後56問:医薬品副作用被害救済制度

 午後57問:医薬品副作用被害救済制度2

 午後58問:医薬品PLセンター

 午後59問:一般用医薬品の安全対策

 午後60問:啓発活動

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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