・「三十億」の決意文-はじめに
「命がけで取り組む仕事」として発表・頒布された、4項目にまとめられた吉田秀雄さんの檄文です。
読んでみるとわかるのですが、そうだよなーということばかりです。個人的には(一)の「寸毫の仮借を許さない」がガツンときました。
昔、よく売掛金の管理について、社長がブーブーブーいうてましたが、ホンマその通り、いまになって、なぜ、あんなに何度も、細かく、丹念に報告を求めたのかがわかります。
若い人から、次期管理職候補、管理職のみなさん、ぜひとも目を通しておきましょう。
名言ばかりだから、来週の朝礼に使えるよね、ぶっちゃけwww

・(一)
こと仕事に関しては、上下を問わず社内誰人にたいしても、寸毫の仮借を許さないこと。
(お互いの友情と仕事における関係は截然(せつぜん)区別せねばならない。)
「命がけで取り組む仕事」の4項目の中で一番好きな文章。仕事とは厳しい反面、必ず馴れ合いをいう罠が入り込んでくるわけですよ。そこをどうするかというわけです。
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・(二)
貪婪あくなき商魂を貫くこと。
いうまでもなく、貪婪なまでにやらないと、わからんわけです。個人的に、貪婪・貪欲といわれてこそ、「スタートライン」だと思っています。そして「あくなき」追求へ。
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・(三)
才能と技術を磨くことは、我々にとって至上命令であるが、さらに、およそ可能だと思われる全ての要素を勘案し、精密な計算によって、長期の計画を立て、それに副って1日1日の仕事に最善を尽くし、最も有効な組織活動をすること。
※ 副って→そって
才能や技術を磨き、それを高めるだけではダメである、と吉田秀雄さんいっています。「さらに」で強調されているように、もっと大切なのは「きちんとした計算に則った長期の計画を立て、それに従え」ということです。
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・(四)
何事にもあれ、一旦やると決めたことは、絶倫の気根気迫を以って、あらゆる手段を駆使し命がけでやり遂げること。
絶倫と来た!久しぶりに聞いた。しかも、気根!も付いてくる。普通に変換されないコトバ、それが「気根」。一旦決めたらやる、自分の優先順位に従って、というわけです。
(参考文献:われ広告の鬼とならん)

・「未来」を見よう
吉田秀雄さんの伝記を読んでいくと思うのは、「未来」を見るというのは一種の能力だということ。
「これからの〇〇業界はこうなるんだ!」「〇〇にしていく!」というエネルギーを存分に感じます。
未来とは見えないものです。多分、吉田さんが「三十億だ五十億だ!」と言い出したときには、多くの社員が「なにゆーとんねん、ハゲ」「なにハゲ散らかしとんねん」と思ったでしょう。
ほとんどの人は、未来が見えないんです。
人は見えるものについては強気です。確信を持ちます。
しかし、見えないものについては、弱気です。
「見えない未来を見るチカラ」といいますか、能力といいますか、そういう「常人では計れない能力」の存在を感じました。
特に、トップの経営者に必要な能力の存在を。
「見えない未来を見るチカラ」が、現状を打破し、壁をぶち壊す最大の因子ではないかと思っていたりするのです。
「うーーん、それはわかるんだけどねー」を思った人は、次の4つの文章を読んでみてください。そういう人向けに書かれた吉田さんの檄文です。
−−1.−−−−−−−−−−−−−−
先ず計画し、設計する。
それには常に資料と情報を蒐めこれを分析総合しておかなければならぬ。
−−2.−−−−−−−−−−−−−−
それに基づき行動予定表、作業工程表を作る。
年間、半期間、四半期間、月間、各日にわけて。
実践活動は、その予定表、工定評に即して、一分の隙も、遅滞もあってはならぬ。ヒタ押しに実績を積み上げていく。
予定通り、工程通り、計画通りに体当たりで作業を進める。
−−3.−−−−−−−−−−−−−−
計画・設計の良否が、勝敗を決定し三十億の成否を決する。
−−4.−−−−−−−−−−−−−−
「勘」や「出たこと勝負」では、現代では、もはや大業はならぬ。計画・設計なしにはピラミッドは出来ぬ。永久に賽の河原の石積みに終わると思え」
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上の4つの文章は、計画についての吉田の意見文書です。「不可能を可能にするため」の檄文でもあります。
いま、自分が成し遂げようとすら「思えない」ことがあるなら、一度、このページに載っている方法で、計画を設計してみてください。
多分、何が足りないのかがわかります。それぞれに必要な、技能なり経験なり、素材なり材料なり、情報なり情報源なり、人脈・人材なりが。
ま。。。基本的に、、、
「鬼」が足りないんですよ。
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