はじめての資格勉強講座

はじめて資格を勉強するとき、手にした資格試験の過去問や問題集を目の前にしてどんな気分ですか?多くの資格試験に通用する、独学の勉強方法を紹介していきますね。

はじめに−ガイダンス

資格試験は、ある程度のレベルになると、どうしても勉強方法が必要になります。普通に教科書を読んで、適当に問題集をやっておけば合格するのは、私の知りうる限り運転免許くらいかなと踏んでおります。

わたしは一度、二輪免許のペーパーで落ちましたけどね^^

ま、資格試験の勉強を続けていくのに重要なのは、勉強方法を知り、そして適切な気分でいること、このふたつです。

勉強するときの意識

重量挙げをするとします。これまでバーベルもベンチプレスもやった事がない、そんな人が100キロ、200キロの重量挙げができるでしょうか?できないですね。

何もした事のない人は、はじめは軽い20キロくらいのベンチプレスや基礎体力をつけて少しずつ目標の重量に近づくしか方法はないと思います。

「資格の勉強」もこれと同じで、何年も何年も机の上の学習をしていないのに急に、テキストと問題集の目の前にしても、やる以前にうんざりするでしょう。

資格勉強もある程度、「勉強する」ための訓練が必要なものなのです。

基本的に、資格試験の合否は「アタマ」のよしあしで決まりません。司法試験や公認会計士など、実質競争試験になっているような試験を1発で合格するには、才能やこれまでに培った物が影響を与えるかもしれませんが、大半の資格試験においては「アタマ」より「努力」、「継続」にウエイトがあります。

「努力する方法・手段」をモノにしたらいろんな資格が取れます。ひとつの資格を取ったら他の資格にチャレンジする人はかなりの数になります。この私を含めて^^

なぜでしょうか? 

それは、違う資格の勉強でもやることはほとんど同じだからです。

多くの資格をもつ多資格者はアタマがいいのではありません。自分なりの勉強方法が確立されてるので、あとは時間と手間とコストを、受けようと思う資格のテキストや問題集に投入しているだけです。

いわば、資格試験の合格証書を生む工場になってるのです。資本・手間・時間・テキスト・問題集・過去問・・・これら材料を「アタマ」という名の工場に放り込むと、かなりの確率で正常品(合格)が生産されるのです。

たまに不具合品(不合格)が生まれますが^^;

勉強するときの気の持ちよう

新しい事をやるときは「小学生の気分」に戻りましょう。わかったよーーな大人の気分で勉強すると危険です。謙虚に、わからないことはわからないものとして、しっかり復習・確認していく。

わからなくて当然、知らなくて当然なのです。「小学生の気分」の特徴は、なんといっても開き直れることです^^

大人の考え方で次の事を考えて見ましょう。

●超頻出事項を間違えてしまった。しかも直前期。

大人の考え方(自責の念)
→嗚呼、こんな基本事項ができないなんて、何をしてるのか?

小学生の気分(適当)
→小学生やしできんこともあるわ。次、間違えんようにしたらええわ。

●試験日まであと1週間。あまり学習は進んでいない。

大人の考え方→どうかんがえてもだめだ・・・。(来るべき未来を予想中

小学生の気分→まあ、来年あるし。この間に弱点の1個は潰しておこう。

基本的に考えても仕方がないことを考えている。

できないことなのに、できると思い込んでいる。

基礎ができていないのに、応用に行かねばならぬと考えている。

大人の思考とはこんなもんです。反省も重要かもしれませんが、資格試験ではそんな時間があれば、正確の知識を付けたほうがいいです。

自分の子供なり近所のガキなりが、「どうせ足遅いから走ってもしゃあないわ」といって50m走を走らなかったら、あなたは何といいますか?
遅いかもしれないけどやってみないと仕方ない、このような趣旨の励ましをしませんか?

何が起こるか解らない未来を勝手に結論付ける前に、今だけを見て、そのときできる、何か確実なことをやった方がいいんじゃない、そんな風に考えていく「小学生の気分」を持とうというわけです。

考える前にテキストを開けとw

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