ディレクトリ型学習の欠点

ディレクトリ型学習の欠点です。ディレクトリ型学習では問題集の問題を、学習の初期からやる、問題演習を重視した学習方法です。そのため初期は演習に時間がかかったり、時々、頭が混乱します。

はじめに−学習方法の欠点

ディレクトリ型学習には致命的な欠点がふたつあります。

それは学習を始めて最初の頃が一番つらいということ、そして勉強初期に時間がかかることです。とにかく、ディレクトリ型学習では最初、テキストをあまり読まずに問題演習に移行します。

そのため、アタマがとても苦しいのです。

しかも、問題1問1問に「問題を解く→解説を読む→テキスト確認」とするのですが、それが苦しい。時間も非常にかかる時があります。やっぱり、よく知らない事をやるのは苦痛なのです。

また、テキストを参照するときに、まだ慣れていないので、どこが該当するか手探りの状態で進まないといけません。

ですから、アタマが混乱してぐちゃぐちゃになってきます。この状態を、「脳みそかき乱れ状態」と読んでいます。

わたしは、アタマの整理がつかなくなってきたら、新しい章や単元に進むのはやめて、これまでの復習に当てるようにしています。

この欠点の反面、ディレクトリ型学習は1単元なり1章なりやり抜くと、とても簡単に感じてしまいます。もう一度、問題集を解いてみてください。もう一度、テキストを読み直してみてください。

はっきりと、1回目読んだ時と違う感覚に襲われるはずです。

物凄くテキストに疎外感を抱いていたのに、親近感が湧いてきます。

問題集を解くスピード、テキストを読むスピード、格段にアップしているはずです。問題演習を繰り返していくともっとスピードアップします。

このように、ディレクトリ型学習は最初こそ、厳しく苦しいのですが、後々どんどん楽になっていきます。とにかく、
ベースとなる問題集・テキストをやり抜いてみてください。

先憂後楽です^^;

このように、ディレクトリ型学習は、学習の初期こそつらいのですが、受験前の追い込み期は、物凄い速さで、問題演習できるため、テキスト・問題集の確認ができます。

直前期に威力を発揮するディレクトリ型学習、試してみてはいかがでしょうか?

全部をやってみなくてもいいいのですが、「問題集」に早いうちに取り組むという
実戦型の勉強方法だけでも取り入れてみてくださいね。

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