はじめに−嗚呼、マンドクサイ 資格試験の勉強というのはえてして、無味乾燥になりがちで「やる気」が全くでない時もあります。特に疲れていたらテキストを見ることさえいやになります。そんなとき、次のことをしてみたらどうでしょうか?私がやっていることです。
1、いま受けようと思っている資格の「上位資格」を覗いてみる。 上位試験とは「司法試験」や「公認会計士」といった、ヘビーにむずかしい試験ですね。本屋にブラっといてそれらの過去問やテキストを覗いて見ましょう。結構、これが効きます。 「うわ〜上位試験を受ける人は、こんなめんどくさいことをしてるの?!それに較べたら、楽なもんだ。〇〇までしないといけない〇〇試験って大変だなぁ〜。」 そうすると、気分新たに勉強に臨む事が出来ました。いま、現状の問題を、「簡単なものだ」と思い、心理的イヤイヤ感を軽くするのです。 社労士の受験生の方なら、労働基準法の判例の問われ方の違いを較べたらわかりますよ、司法試験と社労士のレベルの差が^^;
2、逆ギレ問題演習 独り言が多くなるので、図書館での学習や周りに人がいる所では出来ませんw。あしからず。逆ギレ問題演習とは、適当に半分キレながら問題集を解きます。 問題を正解しようが間違えようが、おかまいなしに進めます。 問題集の問題文には、「フーーーーーーン。」で済まします。 「お前がやっとれ、このクソ野郎」、「お前がやれよ」、「一生、こんな事ばっかりほざいとれ、ウンコたれ」、「ハイハイ」・・・こんな台詞が多いですね。 資格試験を、まるで他人事のように接するのがコツです。 ちなもに、私は、寝転び腕まくらをしながら、ぶつぶつとなえながらやってました。
3、やる気ない時にやったことこそ、本試験に出ると思い込む。 たとえ、やる気がなく、適当にやった時でもやったことには変わりありません。脳の生理はよくわかりませんが、人間と言うのはなんでも憶えてしまうそうです。ただ、その憶えたことを意識上に出せない、ということです。 この方法は、ちょいと意識することにコツがあります。やる気のないときは10分でも「めんどくさい時間」です。やる気がなく、全く勉強しないよりも10分でもやった方が得なのです。 例えば、30分しかやらなくても・・・ 「うむ、今日の学習した内容は必ず本試験に出る。したがって、確実に1問を取る事が出来る。得した30分だった。」 と思い込みます。そうすると、一度学習を止めたことによる、雪崩れ学習放棄を阻止する事が出来ます。 資格試験の真理である「継続は力なり。」を維持したい時にご利用下さい。
4、逆「逆ギレ」問題演習 この逆「逆ギレ」問題演習は2の逆ギレ問題演習の反対バージョンです。2が罵るのに対し、4では感謝をしまくるのです。問題集を開く前にまずは、一礼です。 「アリガトウゴザイマス、ベンキョウヲサセテイタダキマス」 「イチモントキオエマシタ、アリガトウゴザイマス」 「サイテンノホウ、サセテイタダキマス、アリガトウゴザイマス」 「セイカイデシタ、アリガトウゴザイマス」 常に「アリガトウゴザイマス」と唱えます。これは、どっかの、スーパーか会社の朝の朝礼からヒントを得ました。この無理やりなヤル気出し方法は、通関士の「通関実務」の学習の時に利用しました。 この「通関実務」がウンコ出題な問題で・・・ 「肉」は3類ですか?→×。肉は1類「動物」に当たります。 チョコレートはお菓子ですか?→いいえ、カカオその他の加工品、です。 みかんジュースはみかんですか?→いいえ、その他加工品です。 こんな形式で、人を小バカにした出題なのです。 通関業務の辞書かなんかで調べたら、ええんちゃうんか!!!クソタワケ!!人間が記憶する理由があるんか?!ターケ!! ・・・と絶望した問題でした。通常だったら捨て問にするのですが、通関士は1問のウェイトが大きく捨てれないのです。しかも、こんな形式の問題が10問中3問なのですよ。 ひとかけらのやる気もでず、この無理やり自分を感謝の気持ちにさせる、逆「逆ギレ」問題演習で、なんとか演習を繰り返していました。 もう・・・どうしてもやる気がでないのだが、押さえなければならない規定等の記憶・演習に利用してください。神々しい気持ちになれますよ、ニヤリ
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