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はじめに−落ちたのはアタマの良し悪しではない これまで何回か試験に臨んだのだが、落ちてしまった人に応援のメッセージです。ほとんど何もしないで、試験に臨んで落ちたのは論外です。キチンと計画を立てて、それなりの努力をし、それでも落ちてしまった人が対象です。 何事も勝てる方法というのはあるのです、ただ、当事者はそれが見えていないだけなのです。(BY ケ小平)
「反省」してみましょう。 単に「勉強時間が足りなかった」「問題演習があまりできなかった」と反省するだけでは、折角のこれまでの勉強方法が次に活かされないように思います。 試験に落ちた理由、それは、はっきりいえば、あなたの方法は正しくなかった、ということです。新たな努力の方法を探し出す必要があります。 勉強時間が足りなかった、といっても作ることは出来るはずです。どこかに無駄な時間があります。スケジュールが1分刻みの人でも、愛人と会う時間はあるのですから、作れないこともないでしょう。
「反省」から「改善」へ ここでは、行政書士を例に、勉強法の改善について考えたいと思います。 行政書士について一貫して主張している事、それは「一般教養・一般常識」こそこの試験の眼目である、ということです。公務員試験の最大のヤマも「一般教養」です。 なぜ、官僚に東大や兄弟といった国立大出身の人が多いかわかりますか?おそらく、国立大学出身者はセンター試験等で文系課目・理系課目共に洗礼を受けているのです。反面、私立大学出身者は受験課目が少ないので公務員試験の「一般常識・教養」試験で消え去っていくのです。 おそらく、法律等の問題は同じくらい取れていると思います。差がつくのは教養・常識問題かと。 さて、行政書士の「一般教養」ができなかったのであれば、つまらない「問題集」をしこしこやるよりも、平行して、その分野に関連した初心者向けの書籍を読んでみて興味を持つ、新聞を読んで出そうな記事があれば、少し時間をかけて精読してみる等、いくらでも知識を増やす方法はあります。 工夫が大切だと思います。同じ事をやってもしんどいんです。想像力に富んだ勉強法を発明するつもりで、学習に臨めばそっちのほうが楽しいし、合格の光明が見えてくるように思います。 失敗した作戦で同じ勉強法で試験に臨むのは、漁船でエンタープライズに戦いを挑むようなものです。どのような作戦を立てるか?戦略思考で臨んでください。 受験まで時間がない、であってもそれなりの方法があります。合格するためには、努力は前提です。ですが、試験を離れた所で使う、ちょっとした「アタマ」の回転も必要です。 くさることなくガンガッテ下さい。
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