税務検定のテキスト報告

税務会計能力検定(税務検定)で使用される公式のテキストを以下、説明していきます。「演習所得税法」や「演習法人税法」などは多分、普通の書店には置いていないので注文するのがベターです。

はじめに−テキストについて

公式のテキストは、「清文社」の発行する書籍のようです。

私の場合、書店では、「入門税法」と、「演習所得税法」、「演習法人税法」の3冊しかありませんでした。

発行日は平成16年4月15日ですが、一般の書店の店頭に並ぶのは遅いかもしれません。(見つけたのは6月になってから。)

手っ取り早く入手したい方は書店に注文される事をお奨めします。

なお、清文社のサイトにはこの検定試験のテキスト等についての情報はあるにはあるのですが、たどり着けないでしょう。税務検定とカテゴリーでまとめてくれたらいいのですが、一般の税務書籍の中に混じってるので、見つけ出すのは骨が折れるでしょう。(2004年6月20日現在。)

この検定試験について、いろいろ検索しましたが、どうも、この税務検定はビジネス専門学校で取得が勧められているようです。ですから、刷った分は優先的に専門学校等に送られるため一般書店には並ばないのかしら?と思いました。

各テキストの内容について

 「入門税法」 96P 1050円
・・・法人・所得・消費税の基本的な事柄が書かれています。やさしい文章でした。

このテキストは「4級」を対象としています。

基本的に2級取得を目指してるので、ぱらっと見ただけです。まったく、簿記も会計も、税法を知らないという方は読むべきでしょう。ちなみに古本屋で旧年のテキストが売ってあったので、それを立ち読みしてきました。

 「演習所得税法」 

所得税について踏み込んだ内容です。
2級または3級を対象としています。

252P 1890円

 「演習法人税法」 

法人税について踏み込んだ内容です。
2級または3級を対象としています。

280P 1890円

この2冊をメインに税務検定を攻略していきます。なぜか、消費税のテキストは見当たりません。なお、上記3冊は「清文社」より販売されてます。

1級について

1級について、ある有意の方からメールを頂きました。

税務検定の1級において、2級や3級のように清文社より発行されている「演習所得税法」などのテキストは販売されていないようです。

なお、そのメールによると、税務検定の1級については上記で紹介した、2〜3級用の「演習所得税法」などのテキストをやったあとで、過去問をやれば大体合格できる、とのことでした。

試験の主催元である「社団法人全国経理学校協会」発表の合格率を見ても、1級は35%弱、2級に至っては80%強を誇る合格率ですので、なんとかやれるのではないのかな、と思っております。

匿名希望さん、ありがとうございました。がんばります。やっぱ、合格するなら1級ですもんね!

→過去問についてはこちら

→実際に受けた感触についてはこちら

結論

われわれは、もしかしたらマイナーな試験に臨むかもしれません。

この情報量のなさは凄い^^

税といえば、税理士ですから・・・本気で税金を勉強したい人は「税理士関係の税務書籍」を入手するはずです。

税務検定の1級についての参考書や問題集が、あまり世の中に(書店やネット上に^^)表れていないのも、1級をする位なら、いっそのこと税理士の勉強をしたらいいのでわ?、という感じなのでしょう。

基本的な、簡単な事情を押さえておこうという人には、最適ですが、本格的にやりたい人は「税理士」関係の書籍にあたるべきでしょう。

とはいえ、この検定試験のいいところは「コスト」が安い!!!ことです。比較的、初心者でもやりやすい感があります。

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