社会保険労務士(社労士)の労働基準法

会保険労務士(社労士)の学習の最初になるだろう、『労働基準法』について説明していきます。条文の他に、規定や例外が多く難解ですが、コツコツ問題演習していけばできるようになりました。

社会保険労務士(社労士)の労働基準法への取り組み

労働基準法は、なにかとよく耳にする身近な法律でしたので、興味を持って勉強できました。興味を持って取り組みましょう。それでは、ポイントを紹介します。

労働基準監督署・公共職業安定所で、法改正情報を入手すべし。

社労士試験でも法改正は重要項目です。労働・社会保険関連の法律は改正が多いことでも有名です。上記、官公署では法改正情報誌が配られていますので、時期を見て入手しましょう。

1、改正前の規定を覚えても仕方がない。

2、改正情報=点数アップ情報なので改正点の学習に気が入る。

3、テキスト・問題集のおまけの法改正情報が届くよりはやい。

こうした理由がありますので、是非はやめに入手すべきです。おいしいものははやめに頂きましょう。

細かい規定・数字を最初から追いかけない。

人間は悲しいもので、いったんあることを憶えたとしても、問われ方を変えられると答えられない事が多々あるのです。

労働基準法は原則・例外の規定が多く、非常に難解です。原則を憶えるのも大変なのに、例外まで押さえないといけないのですから大変です。

その例外というものは、この規定にはこういう例外があるのだな、と憶えても問われ方が違うと「あれれ?」となってしまいます。ですから、問題集や過去問で、その問われ方に慣れましょう。

ほんま、クソツマラン問い方の問題が多々ありました。

ディレクトリ型学習の特徴、テキストをざっと目を通して、テキストの内容をある程度把握できたら、『即、問題演習』に移行して「問題慣れ」しましょう。

間違えは気にしないように。といいますか、初期の問題演習はテキストを見ながらでもいいです。

できっこないので。

『この規定は、ここね、あの規定はどこにあったかしら?』と考えながら、解説を読み、なるほどと思ったことをテキストに記入していきます。この規定には、こういう引っ掛けがあるのか、みたいな感じで過去問・問題集をしてテキストを語らしめるのです。

絶対に人は、慣れないものに対し、一度読んだり見たりしただけで憶えるものではない、と考えています。

問われ方、出され方に慣れれば良いだけです。

独学のコツ

労働基準法は、前述したように細かな規定や数字、原則・例外が入り混じり、最初のうちは、とんでもなくめんどくさく感じる試験です。ですが、難問・奇問を無視すれば、問題演習で得点のできるものばかりです。

後述する、労働安全衛生法が得点の取り難い課目なので、可能な限り得点ができるようにして下さい。

要するに、他の受験生(過去問ベースはばっちり)が取れる問題は確実に取る、他の受験生が回答できないものは同じように解答できなくてものよい、をモットーにしてください。

先にミスをして、取れる問題を逃した人が負けなのです。

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