はじめに−あなたは何を捨てますか? 時間を作るとは、「何を犠牲にするかを選択すること」です。それは休日かもしれない、休息時間かもしれない、テレビの時間かもしれません。ある種の人間関係を捨てなければならないかもしれません。睡眠時間かもしれません。
何も犠牲にしないで何かを達成する事はできません。
こういうと厳しく感じるのですが、こう考えるとナイスです。
「自分の怠惰な生活を捨てる」
・・・なんていい響きで、自分に都合のいい言葉なんでしょう。
自分の生活を振り返ってみてください。何かしら無駄な時間があるはずです。そんな時間がない、という人もいるかと思いますが、もう一度生活を振り返ってみてください。
必ずあるはずです。「無駄な時間」とは「空き時間」ではありません。テキストを1ページでも読んだり、問題集を1問でも解ける時間があるのに、それをみすみす見落としてる時間をいいます。
何かもっと早く済ませれることはないですか?ぐずぐずして作業時間を延ばすよりも、さっとやってぱっぱとちゃっちゃっと済ませれる事がありませんか?もしあるなら、それを解消する事です。
その短縮できる時間こそ、勉強できる時間の元本となるのです。自分が何を犠牲にするか、ハッキリさせましょう。
そして、犠牲となる時間を勉強に当てるとしっかり認識しましょう。きっちり学習の代替時間を決める事が重要です。ま、大げさですけど、一旦決めてしまえば楽です^^
わたしが資格の勉強期間に入るとまず捨てる時間はテレビの時間です。全く見ないというよりも、ビデオでまとめて見ます。
皆さん知っていると思いますが、テレビ1時間あたり中身があるのは45分くらいであとは、CMと前ふりみたいなもので構成されています。
15分無駄ですね。・・・15分と聞くとそれだけ?!と思うのですが25%無駄だと考えるとしっくり来ると思います。15分あればテキスト1節、問題の1問は解けるでしょう。
ビデオ録画の良い所は、だらだらと区切りなくテレビを見ることを阻止できる点です。
これが最も大きいです。1週間前にどのようなテレビを見たか憶えていますか?ほとんど、憶えていないでしょ、つまり無駄なんですよ。見ようが見まいがおんなじことなのですよ。
見たい番組は見たらいいのです。見なくてもよい番組を見ないだけです。単純ながら効果が最も期待できます。バラエティなどはビデオで見るといかに中身がないかわかるでしょう。映画もドラマも短いなぁと感じるものですよ。
これがコマギレ時間の有効利用
ディレクトリ型学習のほうで説明していますが、資格勉強のやり始めはまず、テキスト等の「もくじ」を丹念に当たります。
例えば、今週はテキストのうち1章、読み込もうと計画を立てたとします。1章は何ページで構成されていますか?100ページなら、1日あたり15ページです。問題集も同様に考えて、1日分の割当量を考えるのです。50題あれば1日あたり7問弱です。
電車やバスの待ち時間。移動時間、約束までの待ち時間、ぽっかり空いた時間、昼休み、おやつの時間・・・その様なコマギレ時間を・・・
ノルマを達成している時間だと考えるのですよ。これが重要。勉強せな、おもうとそらめんどくさい。それを軽くするのがノルマの達成感。
コマギレ時間を使って「本日のノルマ」の半分でも達成できたら、家に帰ったら楽になります。もしかしたら、家で勉強しなくてもいいかもしれません。そうしたら、明日のノルマを消化するetc...
漠然としたコマギレ時間が、達成感をもたらす時間へ変化させる心理操作なのです。コマギレ時間を十分に使い倒して楽をしましょう。机の前でするだけが学習じゃございません。
家に帰ったらなんもせんでいい、この快感だけはたまりません。
やってもやらなくてもいいのですから^^
レッツ!!ビアタイム!!ワインカーニバル!!!
といいつつ、おいらはケチというかなんというか、せっかくその日の勉強ノルマを果たしたのに、明日とあさってのノルマも消化して、休日をフル休みにするかな、と考えてちょこちょこ勉強したりしているのです。
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