くらげ博士のことわざ辞典

TOPページのスキマを埋めるだけの「くらげ博士のことわざ辞典」。ことわざのチョイスに博士の心理が出ていて面白いので備忘的に作ってみました。ご意見・ご感想、 オキテメールはコチラまで。

人が見たら蛙になれ。
(2008年7月)

評論家の青山次郎の名言。骨董を愛でる人だけでなく、コレクター精神の旺盛な人ならわかるのではないでしょうか。偏屈なまでの愛を注げる一品に出会えるものでしょうかねえ。

(ここにある西洋の過去にもつながらず、故国の現在にも受け入れられていない自分は、いったい、どこを目指して歩けばよいのか。ふたつの国、ふたつの言葉の谷間にはさまってもがいていたあのころは、どこを向いても厚い壁ばかりで、ただ、からだをちぢこませて、時の過ぎるのを待つことしかできないでいた。)

とうとうここまで歩いてきた。ふと、そんな言葉が自分の中に生まれ。。。
(2008年6月)

出典は須賀敦子著「ヴェネツィアの宿」より。凄く実感できた一文です。「とうとう」「ここまで」「歩いてきた」、みっつのありふれた言葉を並べただけで、こうも輝くのですね。

言語の単位は文章である。
(2008年5月)

「 ヘレン・ケラーはどう教育されたか」より。ヘレンの言葉の習得の仕方は、わたしたちにも十分参考になるものがあります。この本から得たことを、活かしたいなと思っております。

わたしたちは少しづつ、孤独が、かつてわたしたちを恐れさせたような荒野でないことを知ったように思う。
(2008年4月)

出典は須賀敦子著「コルシア書店の仲間たち」。この言そのままで完結しています。コメントの必要なし。

犬の喜ぶことは、亭主にもせよ
(2008年3月)

出典は不明。男性から見ると苦笑してしまいますが、意外に真理はついています。確かに、男性のうれしがるものは仔犬の喜ぶ行為と類似性があると思います。内助の功も犬の飼い方如何。

おっとりぢから
(2008年2月)

おっとりする力かと少し吹いた言葉。短い単語ですが、実に含蓄があります。イライラしても能率は上がりません。アクセクしてもそれほど効果は出ません。アタフタしても始まりません。おっとりしている方が物事がうまく行くような気がします。

これからがはじまりです
(2008年1月)

プロレスラー小橋建太選手の言。口下手な彼がインタビューでポロっと口から出た言葉。何時何処でも誰にでも使える名言。うまくいっても失敗しても、これからがはじまりなんですよ、と。

小善大悪・小悪大善
(2007年12月)

出典は不明。妙に心に残ったので抜粋しました。ある1点を見ればよいことであるかもしれないが、大きく見ると悪いこともある。逆に、ある1点をみれば悪いかもしれないが、大きく見ればよいことになっているという意味です。

目先に囚われず、大きくよいほうに向かいましょう。

利口と賢明は違う。
(2007年11月)

探偵エラリー・クイーンさんの言。 実に味わい深い言です。身のまわりに、利口な人はいませんか。しかし、よく観察してみれば自分の首を絞めているだけの、愚者でかもしれないのです。我が身を振り返り、利口だったか賢明だったかをお調べくださいまし。

考えることは知ることである
(2007年10月)

探偵エラリー・クイーンさんの言。いやあ、古典ミステリにはまっているわたしですが、「論理的」であることがこんなに面白いとは。

「頭を鍛える」やら「論理力・思考力をつける」といった本を読むよりかは、クイーン氏の小説を10冊読むべしです。

考えるのはいいのです、何か新しい発見・事実があるように考えていますか?というわけなのです。

自らの過ちを告白する力があるときは、その過ちにクヨクヨしてはならない
(2007年9月)

本当に困ったら人にはいえません。あーだこーだ茶飲み話に、飲み屋の肴になるだけ、軽微な問題なのです。

君子は人の美を成し、人の悪を成さず、小人はこれに反す。
(2007年8月)

他人の悪口は程ほどに。こき下ろすことは誰にでも小学生でも可。口に出すから、ちいさくなっていくのです。

自分を愛する程度に、人を愛することができる。
(2007年7月)

己に厳しい人は、要注意の諫言です。なかなか含蓄がございます。

今、汝は限れり(今女ハ画レリ)
(2007年6月)

勝手にじぶんに蓋をしない。抵抗することから戦いは始まる。

自分をあきらめたくないんだ。(Never give up)
(2007年5月)

ロッキーファイナルより。そだそだ、と改めて、そして深いところで納得した。諦めたらそこで終わり。抵抗することから戦いは始まる。

唐衣 袖でひとめはつつめども こぼるるものはなみだなりけり
(2007年4月)

恋歌。そのままではないかと思ったが、その直接さこそアレでアレなのだろうと納得。新古今和歌集より。

いざさらばなみだくらべん時鳥 われもうき世にねをのみぞ鳴
(2007年3月)

建礼門院徳子が大原にて詠んだ歌。時鳥はホトトギス、鳴はな(く)。「泣きくらべをしましょうか、ホトトギスさん、つらい世に耐えかねて、わたしは泣いてばかりいるのです」

「 愛はあなたがたを。。。しなやかにする」
(2007年2月)

愛はあなたがたを、麦の束のように刈り取り、あなたがたを打って、裸にし、ふるって殻を取り、引いて、白く粉にし、練ってしなやかにする。−カリール・ジブラン

「 文学は会話から始まった」
(2007年1月)

宮本常一さんの言だったと思います。土佐源氏など、市井の言葉を拾い集めた宮本さん、来年は彼のように聞き上手になりたく思います。その思いを込めて。

「 技術とは、労働手段の総体を指すのではなく、発想なのであります」
(2006年12月)

「(つづき)創意に出発して工夫に到達する、パラドキシカルにいうなら技術は熟練を要しない」

竹中労氏の言。妙に引っ掛かっています。12月はこの言葉を味わってみようと思います。

「 幸福は休んでいる。そして、明らかになすべきことを 少しづつ待ち、幸福は理解に富んでいる。」
(2006年11月)

汚れちまった悲しみの、中原中也さんの詩集より。

焦ってスグにやれば、はやく終わるかもしれません。

「頑なの心」にならないようにします。

花を正式に習ったことは一度もありません。先生は器でした。陶器がこういう風に活けたら、と教えてくれるの」
(2006年10月)

白洲正子さんの小エッセイ「ほんものとは何か?」より。

体当たりで美しきものを追い求める姿勢に脱帽。知ってよかったと思う1人になったきっかけのコトバです。

生きかたに、際のうつくしさがございますのぅ。

「昨日より、ちょっとだけよくなればいいんじゃない」
(2006年7月〜9月)

ピアニスト、フジ子・ヘミングさんの本から拾った言葉です。

結局は、そうですよなぁと同情した次第でございます。才能がある人の言だけに、一層、重く感じました。

その日をめざして。

「ところで、ここへ仲間入りするには、
君は魔法使いでゆくのか、それとも悪魔でゆくのかい?」
(2006年3月〜6月)

出典は「ファウスト」

深いですね。常に第3の道があらんことを。

「鎖の強さは、いちばん弱い輪で決まる」
(2006年2月〜3月)

出典は不明。手帳に書き込んであったのを拝借。

人生はマラソンに喩えられます。ある区間だけ早くても仕方がないのです。コンスタントにやっていく大切さ、インスタントに済ます危険性を示唆しているいい言葉だと思います。

「やる気を倹約しない、夢を節約しない」
(2006年1月〜2月)

出典不明。不景気の節約・倹約ブームに一石を投じた名言。「しょーむないことしとんな、ボケ!」を『翻訳』するとこうなります。

景気が回復したらプチバブルというのは止めないかい?w

「楽観主義は逆境でこそ持ち続けなければならない。」
(2005年11月〜12月)

「わが父・ケ小平」を読んで見つけた「その通り!!」と思った文章です。調子のいいときは誰でも調子がいいのですよ。

問題はその後だと。成功の後に来る失敗だと。

「ものぐさは、錆と同じで、労働よりもかえって消耗を早める。」
(2005年10月〜11月)

私の尊敬する人、チャーリー・マンガーさんの尊敬するベンジャミン・フランクリンの言葉です。

小人、閑居して不善をナス、ですね。さて、大いに働きますか。

「わたしはイチゴミルクが大好きだ。」
(2005年9月〜10月)

「わたしはイチゴミルクが大好きだ。だが、魚はどういうわけかミミズが好物だ。だから、魚釣りをするときはわたしは餌に、イチゴミルクではなくミミズを使う。」−D・カーネギー

ステキな名言ですね。

「解決は問題の中にあります」
(2005年8月〜9月)

自分で作った、勝手な格言です^^;
まあでも、問題解決に当たっては遠からず近からずで好きです。

「敗軍の将は退却開始の相当前から、その運命を自覚していたはずである。」
(2005年7月〜8月)クラウゼウィッツ−戦争論

みんな、やらなくちゃいけないことは知っていても、無視してしまうものなのですよ。

「人間は努力する限り迷うものだ。」
(2005年6月〜7月)ゲーテの『ファウスト』より。

ゲーテさんは面白いですな。読める年齢になったということか。orz

「挙世滔滔として西に走るとき、我ひとり東に行かん」
(2005年5月〜)
・・・なかなか常識からは自由になれませんな。金がかかれば尚更。

最後の相場師、是川銀蔵の言。深いのぅ。。。

「失敗にマイナスをかけるとプラスになる」(4月〜5月)
・・・失敗から学ぶことの重要性がわかってきた今日この頃。

作家 藤本義一が「失敗の哲学」に寄せた文から抜粋。

「今日の一つは明日の二つに勝る。」(3月〜4月)
・・・明日ではなく「今」何をするかが問題なのです。

ベンジャミン・フランクリンの言葉。明日やればいいのでなく、今日、1個でもやろうという自戒の意味を込めました。

「色の白いは七難隠す」(2月〜3月)
・・・色白だとほかの欠点が目立たないことのたとえ。

よく考えないと美人にはすぐに騙されるたとえ。転じて、批判的に物事を見ないと時間と資本を吸われる様をいう。

「馬に乗って馬を探す」(1月〜2月)
・・・問題の解決の糸口は自分の足元にあるのでした。

灯台下暗し、と同じ意味です。やっさんの「メガネ、メガネ」を想像してしまったので採用しました。ある意味、真理。

「神は歯のない者にクルミを授ける」(12月〜12月末)
・・・人生は気まぐれです。人もまた、気まぐれなのです。

人生がうまくかみ合わない例えです。「くらげにロマニコンティエ」ともいいます。今生では縁がないでしょう。

「阿呆の三杯汁」(11月〜11月末)
・・・3杯で止めるから阿呆であって、あと7杯で計10杯食べたら英雄。

空気が読めない=アホなる意味。昔からいるのです。それを逆手に取るのが人誑し。

「鬼も18」(10月〜10月末)
・・・いつかはきっとチャンスがあるってことですよ。

鬼のようなブサイクな子でも見れるときがある、なる意味。ひどい。

「商いは牛のよだれ」(サイト開設〜9月末)
・・・平常心でのんびりやりましょう。細く長く焦らずに、確実に。

焦っても仕方がない、ということを牛を用いて表現した名句。自然主義的な描写にセンスを感じます。

あなたの人生を振るわせた名文句・名台詞等ございましたら是非、ネタの提供をお願いします。出店はマンガ・小説、なんでも結構でございます。

今後も、ことわざだけでなく、格言・名文句まで範疇に入れて更新して行く予定です。なお、TOPのことわざとこのページは1ヶ月に1回の更新予定です。