3問‐東京都 H29年度(2017年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、リスク評価の問題です。難しいところはありません。テキストを精読していれば、おおむね解ける選択肢ばかりです。問題文をよく読んで、常識的に考えれば解ける問題です。

3問‐リスク評価

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 テキストそのとおりの記述です。解説のしようがありません。

 こうした次第で、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

 ときおり、ひっかけ問題で、「薬物暴露時間と暴露量との」が、「」になっていたりするので、注意してください。

解説:b

 「b」ですが、そのとおりの記述で、何も、誤りは見出せません。

 「基礎知識」では、一読しておかしなところがない場合は、大概は合っています。

 こうした次第で、選択肢の「b」は、「正」と相なります。

解説:c

 誤りです。

 ヒトを対象とした臨床試験には、「GCP‐good clinical practice」が適用されます。

 問題文のいう「GLP‐Good Laboratory Practice」は、非臨床試験の基準です。ここが間違っています。

 まあ、ヒトなのに、「Laboratory」は、まずいでしょ、ってな感じがします。

 こうした次第で、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。

解説:d

 思いっきり誤りです。

 50%致死量(LD50)は、薬物の“毒性”の指標」です。

 「薬物の有効性の指標として用いられる」のところが誤りです。

 こうした次第で、選択肢の「d」は、「誤」と相なります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「誤」です。

 これらの組み合わせを探せば、「1」と相なります。

 正解:1

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

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基本知識

 1問:医薬品概論・・・「ふつう」。

 2問:医薬品一般・・・「ふつう」。

 3問:リスク評価・・・「ふつう」。

 4問:副作用定義・・・「ちょっとだけ難」。

 5問:副作用・・・「ふつう」。

 6問:アレルギー・・・「ふつう」。

 7問:不適切使用・・・「ふつう」。

 8問:相互作用・・・「ふつう」。

 9問:小児・・・「ふつう」。

 10問:高齢者・・・「ふつう」。

 11問:妊婦・・・「ふつう」。

 12問:プラセボ・・・「やさしい」。

 13問:医薬品品質・・・「ふつう」。

 14問:一般用医薬品定義・・・「ふつう」。

 15問:一般用医薬品役割・・・「ふつう」。

 16問:販売時確認・・・「ふつう」。

 17問:サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。

 18問:スモン訴訟・・・「ふつう」。

 19問:HIV訴訟・・・「ふつう」。

 20問:CJD訴訟・・・「ふつう」。

H29 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H29 東京 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '23年版 (2023年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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