リゾチーム塩酸塩‐登録販売者

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和4年度の手引き改正により、削除されています。もう、試験には出ませんが、以下の記事は、アーカイブとして保存しております。リゾチーム塩酸塩は、「眼科用薬」の「抗炎症成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。

重要‐削除されています。

 令和4年度の手引き改正により、当該成分は、手引きから削除されています。

 もう試験には出ないので、憶えないようにしてください!

 以下は、記録的・アーカイブ的なものとして、参考にしてください。

傾向と優先順位

 ご存じのように、「リゾチーム塩酸塩」は、「眼科用薬」の「抗炎症成分」として登場します。

 市販薬には、「【第2類医薬品】スマイル40メディクリア 15mL 」などがあります。

 「リゾチーム塩酸塩」ですが、眼科用薬では、あまり登場しません。優先順位は「ふつう」です。

過去問○×問題

 リゾチーム塩酸塩は…、

 ① リゾチーム塩酸塩 --- 抗炎症成分。

 …といった感じで出題されます。

 ①の正誤はこちらです。

例題解説

 先の○×問題の解説です。

 ①の「リゾチーム塩酸塩 --- 抗炎症成分」ですが、そのとおり「抗炎症成分」です。

 よって、①は、「○」となります。

 先述したように、眼科用薬では、他の重要な成分があることから、リゾチーム塩酸塩があまり出題されません。

 よって、定番の「成分名‐名称」が頭に入っていれば、OKです。

試験ポイント

 リゾチーム塩酸塩は、点眼薬で用いられても、まれに「ショック(アナフィラキシー)」が生じます。ここだけは要注意です。

 最近では、当該「ショック(アナフィラキシー)」が単独で問われるので、「登録販売者 医薬品 ショック(アナフィラキシー)の副作用のまとめ」で、横断的に押えておきましょう。

 また、おなじみ「鶏卵アレルギー」も、注意してください。

 手引きには…、

 「リゾチーム塩酸塩については、点眼薬の配合成分として使用された場合であっても、まれにショック(アナフィラキシー)のような全身性の重大な副作用を生じることがある。」

 「リゾチーム塩酸塩が配合された医薬品や鶏卵によるアレルギー症状を起こしたことがある人では、使用を避ける必要がある。

 …とあります。

 目薬でも、重篤な副作用が生じる恐れがあるので、注意してください。

コツ的なこと

 登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。

 次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。

 実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。

 先に挙げた、「【第2類医薬品】スマイル40メディクリア 15mL 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。

 テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。


他のページ

 「眼科用薬」の他の「抗炎症成分」へのリンクです。

 リゾチーム塩酸塩

 グリチルリチン酸二カリウム

 ベルベリン硫酸塩

 イプシロン-アミノカプロン酸

 プラノプロフェン

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '23年版 (2023年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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