セチルピリジニウム塩化物‐登録販売者
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
セチルピリジニウム塩化物は、「排泄に関わる部位に作用する薬」の「殺菌消毒成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
インデックス
おさらい‐手引き抜粋
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「殺菌消毒成分
「痔疾患に伴う局所の感染を防止することを目的として、」
「クロルヘキシジン塩酸塩、セチルピリジニウム塩化物、ベンザルコニウム塩化物、デカリニウム塩化物、イソプロピルメチルフェノール等の殺菌消毒成分が配合されている場合がある。」
…と、相なります。
傾向と対策、優先順位
ご存じのように、「セチルピリジニウム塩化物」は、「排泄に関わる部位に作用する薬」の「殺菌消毒成分」として登場します。
市販薬には、「【指定第2類医薬品】ジーフォーL軟膏 20g
当該成分は、うがい薬や歯槽膿漏薬等では、よく出るのですが、当該痔の薬では、あまり問われません。
優先順位は、「ふつう」です。
過去問○×問題
セチルピリジニウム塩化物は…、
① セチルピリジニウム塩化物は、粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護・止血を目的として用いられる。
…といった感じで出題されます。
解説
先の○×問題の解説です。
①の「セチルピリジニウム塩化物は、粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護・止血を目的として用いられる。」ですが、誤った記述です。
選択肢の説明は、「収斂保護止血成分」のもので、「タンニン酸」や「酸化亜鉛」などが該当します。
当該セチルピリジニウム塩化物は、「殺菌消毒成分」です。
よって、①は、「×」となります。
試験ポイント
当該セチルピリジニウム塩化物は、「鼻に用いる薬」にも出てくる成分です。
手引きには、「セチルピリジニウム塩化物、ベンザルコニウム塩化物、デカリニウム塩化物の殺菌消毒作 用に関する出題については、Ⅷ（鼻に用いる薬）を参照して作成のこと」という準用規定があります。
念のため、「鼻に用いる薬：セチルピリジニウム塩化物」も、見ておいてください。
コツ的なこと
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【指定第2類医薬品】ジーフォーL軟膏 20g
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
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独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
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