ジフェンヒドラミンサリチル酸塩‐登録販売者

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 ジフェンヒドラミンサリチル酸塩は、「精神神経に作用する薬」の「鎮暈薬」の「抗ヒスタミン成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。

傾向と優先順位

 ご存じのように、「ジフェンヒドラミンサリチル酸塩」は、「鎮暈薬」の「抗ヒスタミン成分」として登場します。

 市販薬には、「【第2類医薬品】トラベルミン 6錠 」などがあります。

 ジフェンヒドラミンサリチル酸塩は、本試験では、あまり問われません。定番の「成分名‐名称」を押えておけばよいかと思います。優先順位は「まあまあ」です。しっかり憶えていきましょう。

 なお、抗ヒスタミン成分については、ブログの「鎮暈薬の抗ヒスタミン成分‐登録販売者 医薬品の語呂合わせ」や「抗ヒスタミン成分の憶え方‐登録販売者」も参考にしてみてください。

過去問○×問題

 ジフェンヒドラミンサリチル酸塩は…、

 ① ジフェンヒドラミンサリチル酸塩 - 抗ヒスタミン作用

 …といった感じで出題されます。

 ①の正誤はこちらです。

例題解説

 先の○×問題の解説です。

 ①の「ジフェンヒドラミンサリチル酸塩 - 抗ヒスタミン作用」ですが、その通りです。

 ジフェンヒドラ“ミン”サリチル酸塩には、抗ヒスタ“ミン”作用を表す“ミン”が入っているので、「抗ヒスタミン成分」です。

 よって、①は、「○」となります。

試験ポイント

 ジフェンヒドラミンサリチル酸塩の、その他のポイントです。

 ジフェンヒドラミンサリチル酸塩は、延髄にある嘔吐中枢への刺激や、内耳の前提における自律神経反射を抑えます。

 また、「眠気を促す作用」があります。乗り物や機械の運転をするときは使用を避けます。

 このあたりのことが頭に入っていれば、選択肢はおおむね判別できるはずです。

コツ的なこと

 登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。

 次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。

 実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。

 先に挙げた、「【第2類医薬品】トラベルミン 6錠 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。

 テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。


他のページ

 「鎮暈薬」の「抗ヒスタミン成分」へのリンクです。

 ジメンヒドリナード(ジフェンヒドラミンテオクル酸塩)

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 プロメタジンテオクル酸塩

 クロルフェニラミンマレイン酸塩

 ジフェンヒドラミンサリチル酸塩

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '23年版 (2023年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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