短期・独学・一発合格の5法則

短期で独学、一発合格するための5つの法則を紹介していきます。資格試験の情報収集についての注意事項や問題集、テキスト、過去問、問題演習のエッセンスを紹介していきます。

はじめに−どんな資格でも遵守している5つの法則

管理人がこれまでの資格遍歴で得た経験です。勉強のヒントを拾っていってくださいな。

1、問題集・過去問には何も書き込まない。

最大に気をつけているのはココです。問題集や過去問の問題文に何も書きこきません。選択肢に下線もチェックも入れません。

過去問や問題集は、基本的に何回か繰り返す、という前提で学習します。次の学習のためにヒントになってしまいそうな事柄は絶対に書き込まないこと、これが肝要です。

蛇足ながら、この問題は間違えたなどのチェックなどは書き込みます^^。間違った問題を、間違えなくするようになるのが、問題演習の最大の目的ですから。

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2、テキストに書き込む。

問題演習を繰り返すと、「憶え間違い」や「勘違い」など様々な理由から問題を間違えていきます。その反省点やこうして憶えよう、といった脳内のプロセスをすべてテキストに書き込みます。メモ書き、注意書きetc・・・すべてテキストに書きこみます。極端に言えば、問題演習から得たすべての知識は『テキスト』に収斂させていくべきなのです。

だんだんテキストが真っ黒になりだすと、気持ちよくなっていきます。直前期の見直しや何となく勉強のやる気のでない時など、びっしりと書き込まれたテキストを見ればそれだけで「無駄にしてなるものか!」と新たな気持ちが出ることも事実です。自分の学習してきたことを再確認する上でも、データのすべての集積箇所なので効率的です。

よくある直前期の「ココが出る!」「重要ポイント」をあわててやるよりも、「これまで自分の間違えた箇所がキチンと出来ているか」を確認すべきです。その確認に非常に有用なのが「集中化されたテキスト」なのです。

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3、割り切る。

割り切り、実生活でも重要なことです。「割り切り」には二つの意味があります。受験勉強初期には、「わからない事があっても先にどんどん進む」ということがひとつ。ふたつ目は「得点にならん箇所の切捨て」です。

●「わからない事があっても先にどんどん進む」

はっきりいって、受験勉強開始初期・中期においては、アタマにその資格試験の「語彙」がたまっていないのです。ですから、その資格試験上「普通の使われ方をしている語句」でも最初の学習者には「ピン」とこなかったり「わからなかったり」するものなのです。学習を進めていくうちに、次第にわかる事が多いので、気にする時間があれば先に進んでアタマを「語彙」に慣れさせる努力をしましょう。

●「得点にならん箇所の切捨て」

これは行政書士など、受験科目の多い試験に有用かと思います。確実に取れる知識を身に付けること、これは資格試験上非常に重要な言い伝えですw

あやふやな知識しか得られそうにない科目に時間をとるよりも、他のしっかりと得点に出来る箇所をマスターする事や、復習に時間と取る方がはるかに合格に繋がります。

特に行政書士は、一般教養という恐るべき試験科目がありますが、自分の得意なもの、出来そうなものをチェックして、それに精力を集中させた方がいいかと思います。それでも時間が余れば、不得意な箇所をやっていく位のスタンスでいいかと思います。

捨てる捨てないはあなたが決めます。「あなたのやる気の出ない箇所、時間がかかりそうな箇所」を判断してください。くれぐれも、他人の情報を鵜呑みにしないようにしてください。なんたって、自分の労力と時間をどう配分するのか、ということなのですから。

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4、先日やったことは必ず、目を通す。

ひととおり、学習を終わらせるまでに必ずやっておくことが、「復習」です。これをやるかやらないかで、記憶のできる量が大きく変わるのでA級の実践内容です。

わたしの復習方法を紹介します。

まず、『何をやったかの確認』です。案外、昨日は何をしたっけ?となるのが記憶力の弱い人間の性なのです。

次に、問題集をめくって『自分がどこを間違えたか』を確認します。
ココとココを間違えた、その原因は「この規定を覚えていなかったから」、だからこの規定を見直したetc・・・といったくらいです。ときどきテキストで再確認します。

次に、週に一回、自分が何をやったのかを見直し、その週にやったこと内容で「出来てない箇所があるかどうか?」を確認します。そして月に一回・・・と繰り返していきます。

最初は復習することばかりで全然先に進めず、焦ってしまうかもしれません。しかし、ちょっと理性的にいうと、先に進んだ所で片っ端から忘れてしまえば、その先に進んだ学習は意味がなかったことになってしまいます。しっかり復習しながら、ゆっくりでも着実に、土台を固めていきましょう。

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5、情報収集は最小限に。

インターネットのおかげで瞬時に「ある程度欲しい情報」を入手しやすくなってます。さて、情報化社会というテーマで小論文を述べよ、といわれたとき、大概の人は「情報の判断するための能力を身に付けるのが肝要である。」等の結論で提出すると思います。
(旧試験制度の行政書士受験経験者ならニヤリとするところです^^)

わたしもちょこちょこ、インターネットで受験情報を検索しますが、受験情報で受かるわけありません。どの参考書がいいか?といわれたところでやっぱり自分の適したものを見つけるのは「本屋」に行くしかないのです。

人間の把握というのは、思ったより個人差があるのです。

わからない箇所を、ネットで調べる。これもいいのですが、やっぱり自分のアタマでじっくり考えてからのほうがいいでしょう。

(個人的な経験なのですが、ネットで調べたところで探すのに時間がかかってしまい、疲れ果てた感じがしました。結局、机の前でじっくり時間をかけてテキスト・問題集と格闘したほうが充実感があるように感じました。)

基本的に私の資格におけるネット利用は次くらいです。

受験そのものの基本事項・・・「受験日、受験の申し込み方法、受験する場所、受験手数料など。」それぐらいでしょうか?

はっきりいって、「合格するための情報は過去問・問題集・テキストにあります。」ネット上にある情報では合格できません。

(つまり、インターネットで時間をつぶすくらいならば、テキストか過去問でも目を通す方がましなのです。ということは、このサイトを見てる人も、パソコンの電源を切って学習に戻りましょう、ということなのですが、もう少しお付き合い下さい^^)

インターネットで情報を収集するのはいいのですが、情報の海に漂わないようにしましょう。必要な情報はあなたの机の上にあるのですから。

ま、基本的にオイラは、酒のつまみで試験情報サイトの掲示板を読んでおりまっス。そのぐらいですね。

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