| ・独学さん、いらっしゃーい 独学で〇〇を取ったというと、みなさんが始めに思うのは、すごいですね、との感を持つとのことでございます。 結論からいうと、独学とは、みなさまが思うほど難しいものではありません。 質問や疑問のタイプで多いのは、自分が独学向きでしょうか?不向きでしょうか?という趣旨の内容でございます。 結論からいうと、独学には、生まれつきの天賦の才能が必要とするわけではありません。 極端にいいますと、知識を上手にアタマに入れて、吐き出す技術である、「独学の技術」が天賦の才能として与えられていたら、それは損な部類に当たることでございましょう。 もっといいますと、貧乏クジですね、独学の技術が天賦の才能だと^^; お料理や、書や、絵画、彫刻といった芸術の才能から、人の心を掴む技術、説得力、雄弁な演説のチカラのほうが、はるかに人生に資すると考えるものでございます。 ですから、「わたしって独学には不向きかしらん?」と思ったときには、天に「独学の技術」の才能がなくてよかったわ、と祈るが吉なのでございます。
・独学の技術 独学は技術なので、上達させることはできます。 運良く、独学の天賦の才能がなければ、コツコツ、磨き上げればいいだけでございます。 独学の技術は、単純に3つの要件を満たすことができれば、誰でも習得可能な技術と考えるものでございます。 っと、3つの条件を説明する前に、まず、独学の前提を確認しますね。 再度、いいますが、独学とは、生まれつきの才能は必要ではありません。 誰でもできるもの、それが独学でございます。 性格も、それほど問題ではありません。 独学とは、性格というよりも習慣の問題でございまして、明るいから・暗いから、といった性格如何によって、左右されるものではございません。 マメであるかどうかは、重要ですが、なくてもいいでしょう。あれば、いいや〜くらいでして、絶対条件ではありません。 わたくしは、ずぼら仮面でございますが、お勉強が楽になる復習は、ほとんど欠かしません。マメだから復習する、ずぼらだから復習しない、というわけではないのでございます。 経験も、それほど重要ではありません。 経験や体験もあればいいや〜、程度の必要条件でして、なければ後で身に付ければいいや〜位のものでございます。 技能試験・実務試験はべつにして、たいがいの資格試験は、試験という体系の物語でございまして、実務や現実をちょっぴり乖離した世界なのでございます。 ですから、ごく一部の資格を除けば、合否に臨んで、経験はあまりものをいいません。 極言ですが、資格試験とは、経験や体験という条件を外しているからこそ、誰でもその資格の技術や知識を得る機会を提供しているのでございます。
・独学の3つの条件 独学に必要な条件は、簡単にいうと、次の3っつです、 ・日本語の読み書きができること。 ・多少のお金があること。 ・時間があること。 この、みっつを満たすことが必要になってきます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・日本語の読み書きができる 日本語の読み書きができることは、実はとても重要な条件なのでございます。 ここでいう、読み書きの技術とは、読んで書くという技術に加え、どういう日本語なのかというのを、読み解けるかどうか、ということでございます。 みなさまが、資格試験に使うテキストや問題集というのは、実のところ、読み手を想定して書かれたものではございません。 新聞のように『事実』を表す文章ではなく、雑誌のように『雰囲気』を伝える文章でもなく、小説やエッセイ、詩のようにココロの糧になるものでもございません。 徹頭徹尾、つまらないものです。 極言すれば、テキストとは、読み物ではございません。 資格試験に必要な日本語の読み書きとは、日常生活にはほとんど存在していない、読者無視の、読み物でない文章を読み書きしていくことなのでございます。 ですから、一読してもわからなくて当然なのでございます。 ここに名言をひとつ。 1読、難解。 2読、誤解。 3読、不可解。 確か、堺屋太一氏の著書にてめぐり合えた言葉でございます。 世の中には、堺屋さんのようにアタマの切れる方でも、わからない文章があるのだと、この言葉に出会い、クソ難しいテキストを前にして、溜飲したものでございます。 おわかりのように、テキストの文章は1読してわかる性質のものではございません。まず、この前提を理解するのに、日本語の読み書きが必要になるのでございます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・多少のお金 独学は、通信教育や通学に較べて、はるかに安いコストしかかかりません。 ですが、安ければいい、というものではございません。 独学の要なのは、問題演習の良し悪し、そして量でございます。 いい問題に出会うには、良き問題集、必要な問題集に当たっていく必要があります。 「この問題集をやれば、こうなるだろうなぁ」 と思ったら、買いなのでございます。 ケチると、いい問題に当たるチャンスを狭めるのでございます。 ま、ケチケチしてもいいのではありますが、わたくし個人的には、万が一、不合格になって同じことを何年もしたくございませんので、もったいないと思いつつも、いいと思った問題集・書籍は買うことにしております。 経験上ね^^ たとい、使わなくても、現代には、ネットオークションもございます。失敗しても3割も回収できる世の中でございます。 ココロのケチには、ならないようにしませう。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・時間があること ぶっちゃけいうと、独学には、時間が絶対条件です。ま、お勉強自体、時間を必要とするのでございます。 ほんとうのことをいうと、この時間の条件が一番厳しいのでございます。 たとえば、朝6時に起きて、仕事にでかけ、帰ってくるのは夜中の1時というスーパーサラリーマンの人には、独学以前に、体調を管理するために勉強をしないで寝なさいと、アドバイスさせていただくものでございます。 時間といっても、まとまった時間が必要になってきます。 細切れ時間は、復習や記憶の補助行為でございまして、経験上、土日には、まとまった時間を利用して、アタマの中を開墾する必要がでてくるのでございます。 時間というと、細切れ時間の有効活用、とよく枕詞のように耳にすることと存じます。 細切れ時間の活用は、先ほどの開墾の例でいえば、畑や田んぼに生えた雑草を抜いているようなものでございまして、キチンと土を耕して種を植えない限り作物は育たないのでございます。 2〜3時間でも、まとまった時間が取れないようでいたら、独学以前にお勉強自体、維持することができませんでしょう。 もし、育児や仕事の多忙期でありまして、全く時間が取れないというのなら、テキストや問題集とを使った本格的なお勉強に入るよりかは、お勉強内容の周辺情報を集めていくことをオススメするものでございます。 時間とは物理的な条件でございます。 小麦粉とイーストがないと、パンができないように、 オーブンと熱源がないと、パンがは焼けない如く、 お勉強には、時間という物理的な資源、空間が必要なのでございます。 物理的な時間とは、お邪魔虫が少ない、まとまった時間でございます。 もし、この時間という条件が曖昧だと、途中で投げ出してしまうことが多いものでございます。経験上。 まず、何をお勉強するか、何を受験するかよりも、ご自身の時機を見て、時間を生み出せるか否かが、大切な独学の条件なのでございます。 試験の難易度とは、ぶっちゃけ、一部の競争・足切り試験を除けば、大差のないものでございます。 ですから、試験の難易度よりも、その試験に付き合えるだけのお時間の確保こそ、ウラの独学試験なのでございます。 そして、このウラの独学試験をクリアすれば、たいがい、独学合格できるものなのでございますことよ。
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